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助けたり助けられたり、それが人生

家族や友人の話、本や新聞、テレビやラジオで耳にする心に留めて置きたい言葉の数々。その時はいい言葉だなーと思って、時々、メモはする。が、ずぼらな性格ゆえメモはすぐには見つからないし、いつしかどこかへ失くしてしまうのだ。

そうだ!ここに書けばいいんだ!ええのんあったやん!と思ったので、書きます。

今朝の朝日新聞(2021.02.18)政治季評より『「自分がよければそれでよい」自助の果てにトランプ流』という記事を読んだ。

激動のトランプ大統領の時代のこと、そして先日のバイデン新大統領就任式のスピーチのことが書いてあった。

以下、本文よりーー

国民が「一つになること」を訴えた。一致団結とは少し違う。意見の不一致はあってよい。ただお互いを隣人として見る。相手の身になって考え、困っていれば手を差し伸べる。助けたり助けられたりが人生であり、我々はお互いを必要としているのだ。

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「一致団結」求めがちですよね。でも違う。助けたり助けられたりが人生。響きました。

先日観た「わたしはダニエル・ブレイク」(2016年)という映画を思い出した。世界の小さな片隅で肩を寄せ合って暮らすような、まさに困っている隣人同士が助け合う話だった。

私はこれまでたくさんの人に助けられて生きてきた。今もそうだ。でも、とふと思う。私は困っている隣人に手を差し伸べてきただろうか、と。「自分さえ」とそれ以上にたくさん思ったような気がする。

偶然出会った新聞記事から、思いを巡らせ考えさせられる言葉に出会った話。




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