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天鵞絨書店・9月第2週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第86回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

東野圭吾はミステリーの人でしょ? と思っている人に是非読んでほしいです。練り込んだミステリーとはまた違う、東野流のブラックユーモアが光っています。SF不条理といった言葉にピンときたら絶対に楽しめます。大笑いする、笑い転げるというよりも、読んでニヒルにニヤリと笑ってください。(136字)

先週の天鵞絨書店

スポーツシーズンにぴったりのこの本を。人と比べるのをやめようという風潮が広がっている現代で、ただがむしゃらにひたむきに「一番」を目指すその姿からは、忘れかけていたものを思い出させられるかもしれません。芸人である著者のコミカルな持ち味も感じられつつ、どこかほっこりする一冊です。(138字)

先週紹介した本
内村 光良『金メダル男』(中公文庫)

それではまた来週、お待ちしております。

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