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天鵞絨書店・12月第4週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第49回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」

本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

冬の寒い時期になると思い出し、読みたくなるミステリーです。頭のいい人同士の対決は、シンプルに読んでいて心地好いです。東野作品では古い部類に入るかもしれませんが、今もなお面白いと思える一冊です。探偵役の言葉には、ミステリーに隠されたメッセージを考えさせられます。(130字)

先週の天鵞絨書店

善と悪。少年と少女。薔薇。人間とロボット。忠誠と裏切り。血と内臓。秘密基地。盲信と疑念。愛情と憎悪。欲望。暁と宵。光と影。大人と子供。赤と黒。美と醜。居場所。制服。真実と嘘。拒絶と受容。肉体と精神。時間と空間。エラガバルス。番号。生と死。そして少年達は永遠となる。(132字)

先週紹介した本
古屋 兎丸『ライチ☆光クラブ』(太田出版)

単語を並べる系の紹介をやってみたかったので……(笑)。
とっても重厚で、冬に読みたくなる漫画です。(前日譚はあるものの)一冊で完結しているので、読みやすくお勧めです。

それではまた来週、お待ちしております。

スキをしていただけると嬉しいです :)