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天鵞絨書店・12月第5週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第50回(!)です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」

本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

今年かなりプッシュされていたので、題名を見た人も多いかもしれません。収録作品全てが文書の形式でありながら、全く飽きない一冊。やり取りを覗き見る、という背徳感も込みで面白かったです。各話の構成もさることながら、一冊の本としての流れも鮮やか。今年読んだ本のなかでも上位の面白さでした。(140字)

先週の天鵞絨書店

冬の寒い時期になると思い出し、読みたくなるミステリーです。頭のいい人同士の対決は、シンプルに読んでいて心地好いです。東野作品では古い部類に入るかもしれませんが、今もなお面白いと思える一冊です。探偵役の言葉には、ミステリーに隠されたメッセージを考えさせられます。(130字)

先週紹介した本
東野 圭吾『容疑者Xの献身』(文春文庫)

「天鵞絨書店」の年内の更新は、今日で最後となります。たくさん読んでいただき、ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。

それではまた来週、年明けもお待ちしております。

スキをしていただけると嬉しいです :)