天鵞絨書店・12月第1週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第46回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するというものです。毎週水曜更新です。

では、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

複数視点っていいよねー！　物語に没入してしまい、貪るように読みました。強烈で刺激的な面白い本です。カテゴライズが難しいのですが、ミステリー的な要素もあります。読む前、読んでいる途中、読んだ後で、インパクトのあるタイトルの印象が変わりました。一気読み必至の一冊。（129字）

先週の天鵞絨書店

すごく嫌いな広告コピーがありました。自分ではなぜそんなに嫌なのか分からなかったのですが、その理由をズバリ言語化してもらえたという印象深い一冊です。言葉の面白さ、難しさ、悩ましさが、鋭い視線と鮮やかな手さばきで書かれています。あなたはどんな言葉を、どんな場面で使いますか？（135字）

先週紹介した本
能町 みね子『言葉尻とらえ隊』（文春文庫）

文春文庫『言葉尻とらえ隊』能町みね子 | 文庫

⇧Amazonに在庫が無かったので、出版社のリンクを貼っています。

12月に入りましたね。今年の1月から始めたこの「天鵞絨書店」も、なんと年末最後の更新で、ぴったり50回になりそうです。

それではまた来週、お待ちしております。