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小屋

驚いた。

こんなにも鮮明に、
あの頃の記憶がうかぶ。


ある小屋。
1人ギリギリ、入れるくらいの小屋。


そこは、決して私の口からは
説明の出来ない小屋。


開けて連れ出したくても、
決して出来ない小屋。


眼の前に立つと、
自分が無力になる小屋。


わたしは、学を付ける事にした。

もう、二度と、
この暮らしが続かないように。


わたしの、この生きている内に、
終わらせるんだと。



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