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スケート技「グレープバイン(ブドウの木」について

今、一番練習しているスケート技「グレープバイン」についてあれこれ書いてます。英語で書くと Grapevine =「 ブドウの木」という意味のこの技は、アイススケートでもローラースケートでもインラインスケート(ローラーブレード)でも使える技で下半身をツイストしながらなめらかに滑る技。

こちらの動画はローラースケートでの例

ChatGPTによると、名前の由来は枝葉を交差させながら成長するブドウの木と、足をクロスさせながら進むこの技が似ているからだという。ちなみにこの技の初出は1867年なので150年以上前の技である。最初はアイススケートの技として紹介されたが「美しくない」という理由で競技スケートからは敬遠されてしまったのだが、ストレリート系・トリック系のスケーターには絶大な人気を誇るテクニックとなっている。

動画で見ると簡単そうに見えるけど、つま先とかかとに交互に体重をかけながら上半身を安定させながら下半身をツイストするのはけっこう難しい。雑にやると形が崩れるし、丁寧にやると動きが止まってしまう。特に後者の丁寧にやると止まる問題が割とキツくて、Grapevine練習している人のSNSとかにも「形だけはできるようになった」とコメントがあるんだけど、その先、つまり連続してより速く美しく回るのが難しい。例えるなら誰でも卵焼きは作れるけど、本当に美味しい卵焼きは難しいみたいな感じかも。でその美味しい卵焼きがコレ。

まだ完成してないけどここまでわかったコツは…

  1. 常にカカトかつま先で滑る。スケートがベタッと地面(氷面)に着くと回転の勢いが止まってしまう。

  2. しっかりツイストしてから次のステップに向かう。慌てて切り返すと身体にひねりが溜まらずにパワーが落ちてしまう。

  3. 頭をフラフラさせずに軸をしっかり立てる。

とりあえずこれまで通り週3回のペースで練習していくので定期的に経過報告していきます。

おまけ:英語ネタとしての Grapevine
スラングの表現で Heard on the grapevine または through the grapevineという表現あります。「(情報元はわからないけど)噂によれば」とか「さる筋によると」とか「ちょっと小耳に挟んだけど」みたいな時に使います。