ツンドク?読んどく ④
霜月 2020/11/03
霜月となりました。
銀杏もそろそろ黄金に色づくころ。
今月もたくさん本を読んで、刺激、もらいました。
飯島奈美さんの実力を鮮やかに見せていただいた『沢村貞子の献立 料理・飯島奈美』
写真、照明の当て方からコーディネートまで、パッと見ただけでわかる優れ料理本。
さあ、どうぞと出来立ての料理を出されたような臨場感あふれる写真が特に素晴らしい。
『danchu カレーとスパイス』
雑誌のサイズは変わったけれど、内容はdanchuカレー特集の常套編集。
今一番の旬はやはりフィッシュカレーなのだとわかる表紙と特集。
ナイルレストランのナイル善巳さんの鰺のカレー、バックが青!カメラもさすが!
納得のカレー特集。
下巻でボロボロ泣いたすごい本。
直木賞受賞作。
西加奈子『サラバ』
そういえば西加奈子サンは直木賞受賞したんだったわと思い出した。
夫が借りてきていて、読んでみた。
すごいエネルギー、熱量に圧倒されながら、時々爆笑なんぞもしながら、ボロボロ泣いて読了。
何といっても彼女はカイロ日本人学校の出身。章のタイトル「エジプト カイロ ザマレク」は、今再びザマレクで暮らしている錯覚を感じるほどのリアルさで、よくここまで記憶していらっしゃって、表現できたもんだと驚いた。
何かに憑依され執筆されたのじゃないだろうかと思うほどの力強いパワーに、私、まだまだ感受性をないがしろにしないで生きていきたいと思った一冊。
カイロを再訪したいと、そう思った一冊。
娘がもらって、私にくれた本。
黒田勝弘さんの新作。
『韓国 反日感情の正体』
久しぶりに「黒田節」を読む。
歴史まみれの韓国vs歴史離れの日本という捉え方。わかる、わかると頷きながら読んだ。
イラク戦争終了後の中東情勢のルポ『中東テロリズムは終わらない』を読んで知った本。
『カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師』
Curveball
ボブ・ドローギン/著 田村源二/訳
予約済み。これから読む予定。
知らないじゃいけないことが多々あって、それらを少しずつ知ろうと思う。
11月もバランスよく図書館で本、激予約中なり。
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