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第1回デッキシャッフルオフレポート~人のデッキでデュエルしたよ!

 CLANNADとリトバスの1期を見て視聴終わったと思っていました。あんぷらです。だってkeyは2期少ないんだもん。

 今回は自分で開催した第1回デッキシャッフルオフのレポートです。
 オフとか言ってるんですけど、身内集めた緩い会ですので、一般公募とかはしてないです。

 デッキシャッフルオフは名前の通り、人とデッキを交換してデュエルする会です。

 僕は人のデッキを見るのが好きなので、回す方もやってみたいと常々思っていたんですよね。
 って思ってたところに、Twitterでデッキシャッフルオフやりたいよな~みたいな呟きが流れてきたので、やった感じです。

 さすがに人のデッキを回すのに初対面の人を集めるわけにもいかないので、参加者は個人的に声をかけて集めました。参加者同士はほぼ初対面もいたらしい。
 
 あと、海外版を使ってる人もまあまあいたので、そういう人には事前にデッキレシピを提出してもらい、できる限りテキスト確認用の日本語版を持っていきました。

当日持ってった

 でも全部は用意できなかったので、都度ニューロンを見てもらいました。
 遊戯王、特にカジュアルは記憶にないテキストで面白味が産まれることもあるので、なるべく読めるようにはしておきたいですよね。でも、ここだけはある程度割り切るしかないのかな。

 開場から集合の時間を長く取っていたので、ホワイトボードにお絵かきしてたらみんなが色々描いてくれました。


僕はヒトデマンとコイルとマグマッグを描いた
これは田中が描いたうますぎるネイティオ


これはこづちさんが描いた疲れたガーディ

 最初はクライマックスちゃん(右にいるクライマックス!って言ってる星のキャラクター)を描こうとしたんですけど、星の線がうまく描けなかったのでヒトデマンにしました。

 クライマックスちゃんと右側のポケモンはお隣のYPボドゲ部が描いていきました(デッキシャッフルオフ未出席)。

ここからは自分が回したデッキの話。

真人”無為転変”

構築者:刃雷霧

 刃雷霧さんの「表裏一体」と「メギストリーの儀術士」のデッキですね。

 デッキコンセプトは知ってるぜ~記事も読んだし!
 と、意気揚々回し始め、「スモール・ワールド」の処理を速攻終わらせたまではよかった。
 このデッキは「スネークアイ」初動で「キュリオス」を立ててから始まるのですが、なぜか全く「キュリオス」を出せない。正確にはルートが頭に入っていないうえ、アドリブが下手すぎて全然初動できなかったんですよね(本来余裕で行ける手札だった)。
 
 それからも択のあるサーチ先をどれにすればいいか今一自信が持てなかったり、前見たときはもっと良い感じに回ってたよな~と思ったり、この時点で人のデッキを回す難しさがわかってきました。

 デッキを回した感想ですが、「表裏一体」以外にも「バーニングソウル」、「マジックカード「クロス・ソウル」」といった強力な魔法カードをバンバン撃っていけるのが楽しかったです。
 遊戯王はかっこいいモンスターをかっこいい魔法で出すだけで楽しいんだから。
 
 特に「帝王」魔法罠と「蛮族の饗宴Lv5」は使いたくなりましたね。どこかで良いチャンスないかしら。
 手札を多くキープし続けていられるので、「天弓覇竜ドラゴアセンション」も強かったです。ほぼこいつと「ベルジュ」で戦ってました。

 2回回したんですけど、どっちも「キュリオス」を立てられず、デュエル後に隣にいた刃雷霧にルートを教えてもらいました。
 対面のこづちさんは僕の『偶像崇拝』を回してたんですけど、普通に事故ってて可哀想でした。

 

アーキペラゴ

構築者:げんふうけい

 げんふうけいのデッキですね。
 これは僕が回したかったので、頼んで持ってきてもらいました。「アマゾネス」とか「サブテラー」とか興味あるし、枚数配分や攻め方も好みだったので。

 実際に回ってるところもデッキ紹介も見た覚えがなかったので、ぶっつけ本番で回しました。
 もしかしたら初動とかあったかもしれないけど、取りあえず「イゾルデ」を組んだら回っていったので大丈夫でした。

 デッキ自体を回せている感覚はあったんですけど、相手のアクションにこっちの「ブレイヴアイズ」や「サブテラーマリス」をぶつけるタイミングをうまく計れなくて、扱い切れてない感じでしたね。
 あと「エキストラ・ケア・トップス」は一生忘れてました。

 デッキのそれぞれのギミックの繋がりが繊細で、その分枚数が抑えられているのが好きですね。
 「マジェスティP」とかこういう使い方したい。

 デュエル中にげんふうけいにタイミングを合わせるのが難しくて、と言ったら、俺もよくわかんない、って言われました。

 ちなみに対面の刃雷霧は僕の「偶像崇拝」を回してました。初動がわからないのと、「ヴァルキュルス」を出して手札が減ることに悩んでいました。

詰みセーブの悪魔

構築者:田中

 田中の「メンタル・オーバー・デーモン」デッキですね。デッキの基盤が「電脳界」なので、田中曰く手持ちで一番シンプルらしい(この時点で手持ちのデッキ3個)。

 ま~~~~「電脳界」が難しい。どれがどれでどの挙動してどうなるのかが全くわからない。
 対面に謝りまくって「電脳界」を読み解きながらデュエルを進めていくことになりました。

 これでレベル9シンクロや! と思ったら「メンタル・オーバー・デーモン」のサイキックチューナー+チューナー以外のサイキック2体という条件を満たしていなくて絶望した。

 わかった! わかんない……の繰り返し。
 2回回しました。途中から田中が観戦に来て、違ったプレイをすると唸ってきました。正しいプレイをすると満足そうにしてました。

 「電脳界」おもしろいですね。種族も挙動も独特で、デッキスロットと脳内メモリはめちゃ食うけど、他のデッキにできないことができそう。

 このデッキは元々知ってたんですけど、「電脳界」でシンクロする、くらいのザックリした扱い方しか知らなかったので、良い勉強になりました。

 田中が「電脳界」使ってるの解釈一致。

 

 ここで同じ卓の人たちと一回休憩を挟みました。
 僕もそうだったんですけど、人のデッキを回すのって想像以上に頭が疲れる。
 自分のならデッキ構築段階で終わっている思考までしなきゃいけないのが疲労の理由なんだろうな。

 折角なので、1分デッキ紹介やってみようよ、という話をしました。4人で順繰りにやってみたんですけど、意外とできる。てかみんなうまい。やっぱり自分のデッキは凄く理解してるもんだなんだよな~。


とかげせいばー

構築者:とかげまん

 とかげまんの「とかげせいばー」ですね。自慢じゃないですが、僕はこのデッキの初期案から構築に立ち会っているので、このデッキの理解には結構自信があります。

 しかし、思ったより難しかったというのが本当のところ。
 デッキの仕組みはシンプルなんですが、「オッドアイズ・セイバー・ドラゴン」を自爆特攻させて「Xセイバー・パロムロ」を2体蘇生する。このコンセプトを達成するのが難しい。

 もちろんそれを達成するための工夫がデッキ内に散りばめられていて、それらを把握していたんですが、それ以上にその場その場のプレイが大切なんだとよくわかりました。
 とかげまんのデッキって、コンセプトに真っ直ぐ向かうというか、余所見をしないイメージが強かったのですが、そこが外れてもしっかり戦えました。
 このデッキ使うの楽しいだろうな。

 全然デッキに入ってる記憶のなかった「古代のトカゲ戦士」が入ってて、声出して驚きました。

 対面のユウユウさんは田中の「毎日がエブリディ」を使ってました。使いたかったらしい。
 本当に難しそうだった。初動ちょっと変わってたから僕もわかんなかった。
 「エピュアリィ・プランプ」軸のコントロールっていうのがもう面白くてズルい。
 ユウユウさんも「幻影騎士団」の初動から「竹光」ギミックをガンガン回してきて、「燃え竹光」&「一撃離脱」も決められた。かなりうまく回してたと思ったんだけど、最後の方は苦しそうでしたね。 
 元々知ってるデッキだったから回されながら読み解こうとしたけど、回ってくるカードとコンボの情報量が多すぎて諦めました。

 田中のコンボデッカーっぷりを見せつけられた気すらする。

デュエル終了後

 このあと疲労で参加者がバタバタ倒れていったので、こづちさんの「演目:胡蝶」を一人回ししてました。

構築者:こづち


 ここの部分が気になるよな~とぼやいていたら、周囲を巻き込んでヒートアップしていきました。言い過ぎたかな。

😁


 コンセプトが好きなんですよね。ただ毎回苦しそうに回してるのもわかる。


 その辺りで全員もうデュエルする体力は残っていませんでした。会場会議室の時間はまだ残っていたので、その場で描いた絵からカード名を当てるゲームとかやってました。

 会場解散後、飲みに行くことになったんですけど、居酒屋まで行ったところで終電まで2時間ないことに気づいて離脱。本当にごめん。ちゃんとお別れ言えない人もいたんだよな。

 

 なにはともあれ、第1回デッキシャッフルオフは大成功でした。第2回もやりたいな。
 まあ、会の性質上、スーパー身内オフにせざるを得ないところがあるんですけど。
 違った視点で自分、人のデッキを見られるので、普段の遊びの中でも気軽にやっていいよな、とも思いました。もちろん環境を選ぶ必要はあります。カード混ざったらやばいので。

 当初は誰が誰のデッキ持ってるかわからないランダム性みたいなのも入れたかったんですが、隣の卓を見たらランダム性もなにもないので、この考えは瓦解しました。

 今回のシャッフルの流れは、最初だけルーレットで全員のデッキをそれぞれに渡し、以降は好きに取り替えていくという流れにしました。
 あんまりルールバッチリ決めてもやりづらいだろうし、人数も少なめなので好きにやってもらいました。

 最後に、参加者としての僕の感想です。

 一番は、自分のデッキは自分が回してこそ最強、っていうのがわかってよかったです。自分っていうのは、あんぷらだけじゃなくて、構築したその人ってことです。
 所謂小技の部分とか、コンセプトを通すための立ち回りとか、一朝一夕で再現できるものではないですね。わかっていても体感するまでわからないんだよなこれが。

 なんならよく遊んでる人のデッキ使ってる時間が長かったのに、思い通りに動かせたデッキはありませんでした。なにか違う気がする。
 シャッフルしたデッキを一定のラインで使いこなすまで交換しないのもありかもなあ。

 あと観戦が楽しかったですね。観戦は元々好きなんですけど、シャッフルしたらどうやってもカオスなことになっていたので。
 隣であんぷらデッキvsあんぷらデッキやってたのも気持ちよかった。めちゃ褒められるし。


 まだまだ回したいデッキもあるので、第2回をやるときは、その人たちも呼べるよう日程に余裕を持っておきたいですね(今回は2週間でやった)。

 では、key作品内だと伊吹風子が一押しのあんぷらでした。

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