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君に百回『好き』と言ってから死ぬ

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自作のオリジナル小説【君に百回『好き』と言ってから死ぬ】のマガジンです。 無料なので誰でも気軽に、時間潰し程度に読んでいただけたら幸いです。
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記事一覧

君に百回『好き』と言ってから死ぬ

〈#10 二人旅(下)〉  気まずい雰囲気の中で迎えた夜。  葵と梁は最高に戸惑っていた。 …

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君に百回『好き』と言ってから死ぬ

〈#10 二人旅(上)〉  今日から学校は一週間お休みの「秋休み」らしく、学校がない。ある…

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君に百回『好き』と言って死ぬ

〈#09 本音〉  「あとは……。なるべく少ない時間だけでもいいから蒼と過ごしたい」 「……

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君に百回『好き』と言ってから死ぬ。

〈#08 文化祭〉  夏休みも終わり、いつも通り授業が進んで行く。  もちろん夏休みの宿題…

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君に百回「好き」と言ってから死ぬ

〈#07 夏祭り(下)〉  蒼さんとともに夏祭り会場へ到着。  すでに蒼さんは目がキラキラして…

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君に百回「好き」と言ってから死ぬ

〈#06 夏祭り(上)〉 朝七時。何故か今日はお早いお目覚めだ。 「うぅ〜ん……。顔洗っ…

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君に百回「好き」と言ってから死ぬ

〈#5 学校〉 デートが終わった次の日。学校に行くのも久しぶりな気がする。 「……昨日は楽しかったな」  昨日の振り返りを反芻する。実際、楽しかったのは言うまでもない。こんな日がずっと続けばいいなと思う。  このことをずっと思ってても遅刻するから学校に行こと思ったら—— 「おはよ」  蒼だった。こんな朝からどうしたのか。 「んあ、おはよう。どうしたん?」 「どうしたも何も学校でしょ」 「あそっか」  完全忘却していた。蒼も学校に行く日だったことを。  学校

君に百回「好き」といってから死ぬ

〈#4 デート【下】〉  とある町で梁と蒼のカラオケ大会が始まった。  ただ、さすがは女…

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君に百回「好き」と言ってから死ぬ

〈#3デート【上】〉 先ほど約束をした蒼との待ち合わせ時間になり、待ち合わせ場所で待機して…

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君に百回「好き」といってから死ぬ

〈#2ライントーク〉 昨日、蒼に告白してOKもらって何故だかわからないが、泣いて。  でも、…

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君に百回『好き』と言ってから死ぬ

〈#01 告白〉『お前が好きだ』  この言葉を言うのは何度目だろう。  俺の名前は『高橋 梁…

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