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車いすユーザーの旦那と考える家具配置
新居の建築が始まった。
間取りや壁紙、外観、
そのほか車いすユーザーに必須のスロープや広めの駐車場、エレベーター、トイレにお風呂
全て決定稿が出た。
そうなるとあとは中身だ。
旦那からLINEで送ってもらった一階の間取り。
15畳あるゆったりリビング…なはずだった。
キッチンを車いすの動線を考えて広くしたら
実質のリビングは9畳ぐらいしか無いやないかい!
…リビングの中にも車いすの動線確保は求められる。
家具と家具の間は最低でも70cmは欲しい。(できれば90cm)
今のところ置きたい物は、ダイニングテーブル、ソファー、たんす、テレビ、ミニ冷蔵庫、あと旦那が立つ器具(よく知らないけどたまにコレ使って立つとか。)
で、旦那に「たぶん全部は置けないよー家具どーする?」とLINEしたら
「部屋を見てみないと分かんないよね」
ごらあっ!見る頃には手遅れだろうが!(怒)
そこで、もらった写真をもとにシミュレーションすることにした。
まず、もらった図面のリビング部分だけのマス目を数えて
手元の方眼紙に書き写す。
マスを数えるとやっぱり9畳ジャストだった。
この方眼紙に一般的な家具のサイズをググって書き込んでこうと思ったんだけど…
んー、配置変えを試みる度に書き直すのも手間だな…と思い
方眼紙を厚紙に貼り付け、典型的なサイズで切り抜いた!
これは配置イメージがしやすい!
早速、旦那の言うイメージで配置を試みる。
ほら!4人用テーブルに3人用ソファーとか無理なんだって!(笑)
テーブルとソファーの間は3マス弱。
1マス22.5cmだから60cmぐらいとなり、動線確保が出来ない。
ドヤ顔でLINEに送りつける嫁。慌てる旦那(笑)←こういうことするから鬼嫁とか言われる
そして、以下2つの提案をした。
妥協案①ソファーは3人用をキープ、テーブルを2人用に妥協
これならソファーとテーブルの間が1m以上確保できる。
妥協案②ソファーを2人用にして、テーブルの大きさはキープ
これでも90cm確保できる。
しかし、旦那の「3人用ソファー」へのこだわりは意味がある物らしく
「足が麻痺してて、足からの血流の押し上げ(俗に言う第2の心臓的な)が皆無だから、定期的に横にならないと足がすごい浮腫むし、エコノミー症候群になりやすくなる、だからすぐ横になれる3人用ソファーが欲しい」
…なるほど。そういう事情があったんですわね。
そこで、私からは「タンスじゃなくて簡易的なチェストにして高さを出し(上の方は私が使う)、スペースを節約する」という提案を、
旦那からは「テーブルは常に広く使いたい訳じゃないから伸長式のものにする」という提案が出た。
配置してみると…
うん!いい感じ!立つやつとソファーの間も70cmくらいになるし、チェストも使いやすい!
チェストは2つ並べて置けるので、その季節の服は収納できそうです。
(私はまだ良いとして、旦那はいちいちエレベーター使って二階に服を取りに行くの面倒だもんね)
ってなわけでまだまだ試行錯誤中です!
段取りって大事だ!(笑)
もしサポート頂けたら、行く離島を増やします!…嘘です(笑)車いすユーザーの婚約者との結婚資金に使わせていただきます😄