第1回 銀箱プレイヤーインタビュー:つぁんさん

こんにちは、ウィンターです。

今回は新企画!銀箱デュエパーティーに参加していただいている方で、主にデュエパーティーを中心に精力的に活動しているプレイヤーにフィーチャーしてご紹介をしていきます。

記念すべき第一回では、YoutubeでデュエパーティーのVOICEROID解説動画を作成されているつぁんさん(Xアカウント:@mercury_225)にインタビューさせていただきました。つぁんさん、インタビューにご協力いただきありがとうございます!

ゲーム中のつぁんさん



動画をはじめたきっかけ

 つぁんさんと言えばYoutubeのデュエパーティー解説動画だと思いますが、何かきっかけはあったんでしょうか。

「もともとはデュエパーティーの元になっているDMEDHの動画を上げていまして、せっかく公式から多人数戦のルールが出るなら・・・ということで便乗させていただいたという感じですね。」

もともと多人数戦の動画を作成されていたんですね。

「そうです。自分がDMEDHの動画を始めたのは王来編の終わり頃でした。その時は他の方もDMEDHの動画を上げていたのですが、カメラで直撮りした長尺の動画がメインでした。」

「自分はもっとコンパクトに、さくっと楽しみたい!という思いがあり、同時期にあったマジック:ザ・ギャザリングの統率者戦のVOICEROID対戦動画を参考に動画を作成しました。」

確かに当時は1時間を超える対戦動画が多かったですね。もっとコンパクトに、多人数戦の楽しさを伝えられるようにという思いがあったんですね。

「はい。今はデュエパーティーの動画をメインにしていますが、またDMEDHの動画も上げたいと思っています。」

デュエパーティーの発表を受けて

 先ほど少し話題にも入りましたが、デュエパーティーの公式ルールの発表を受けて正直どのように感じましたでしょうか。

「最近のデュエル・マスターズが競技思考に寄り過ぎていると感じていたところでしたので、カジュアルフォーマットの制定は非常にうれしく思いました。また、DMEDHの監修も行っているメルキスさん(Xアカウント:@melkiss063)が関わっていることも知って一安心しました。」

 直近はDMPランキングに絡んだ部分や競技イベント関連の整備が多く、競技思考よりであったのは自分も感じていたところです。こういったカジュアルフォーマットの制定は、デュエル・マスターズの更なる盛り上がりに貢献してくれそうですね。

普段使っているデッキについて

普段使っているデッキについてお聞きしてもいいでしょうか。

「実は固定でずっと持っているデッキというのはあまりなくて、毎月1つか2つデッキを作って、それを1か月くらい使い込むといった感じですね。」

細かくデッキを作り変えているんですね。そうなると毎回パートナー選びが大変そうですが、どうやって決めているんでしょうか。

「自分がデュエパーティーを組む時は、ガチャガチャ動くことが出来るシナジー盛りだくさんといったデッキが好きなので、パートナーになりそうなクリーチャーについては、持っている効果を非常に重視しています。特に相手ターンにたくさん動くのが好きなので、そういったトリッキーなことが出来るカードが好きですね。」

そもそもデュエル・マスターズというゲームで相手ターンに動くのは中々難しいので、上手く決まった時の達成感は中々よさそうですね。

「もう最高ですね。特に最近は相手ターンでも効果を使うことが出来るクリーチャーのコンボが増えたので、それを使い倒しています。」

なるほど。最近使っているパートナーはなんでしょうか。

「つい最近まで《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》を使っていたのですが、ルール変更で少し使いづらくなってしまったので今は《電磁魔天イエス・ザナドゥ》をパートナーにしたシノビ・メカ・ナイトのデッキを使っています。」

確かにシノビなら相手ターンにたくさん効果を使うことが出来そうですね。

「デュエパーティーなら、多少遅い立ち上がりでも充分巻き返しが可能なので、この文明の組み合わせでも問題なく戦うことが出来ます。特に光文明と闇文明はメカとシノビの強化パーツがたくさん来るので遊んでいて飽きません。」

強化パーツをもらえると長く使いやすいですからね。ちなみにお気に入りのカードを聞いてもいいでしょうか。

「最近のお気に入りは《威牙忍ジンナイ》ですね。」

「ニンジャ・ストライクで場に出したシノビを維持しながら、革命チェンジやニンジャ・チェンジに生かすことが可能です。4マナのクリーチャーなので《千羽忍革 ボジソワカ》とも相性がいい1枚です。」

お気に入りのデッキで遊ぶつぁんさん

新ルールについて

デッキの話の中で出てきましたが、新ルールについてはどう思いますでしょうか。

「実際に何度か遊んでいるのですが新ルールの方が遊びやすいですね。自然文明以外のデッキだとどうしても1マナ戻すテンポロスが大きくて、色々なデッキが戦いやすくなったと思います。一方で毎ターンパートナーで戦いたいデッキは除去されると露骨にテンポロスしてしまうので、構築を見直す必要がありそうです。」

先ほど話題になった《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》のデッキはまさにそうですね。自分も構築していたことがあるのですが。毎ターンパートナーを使うデッキだったので、今使うなら構築を見直す必要がありそうです。

「ゲームの部分での懸念点はそれくらいなのですが、別問題として裏になったパートナーを表に戻し忘れるというのがあります。このカード、いつ裏にしたっけ?というのがそれなりにあり、トラブルの元になりそうな気がしています。」

確かにいつ裏にしたかを覚えておくにも、ゲームに夢中になってしまうと忘れてしまいますからね・・・。

「こればかりはゲーム部分以外の問題点となるので、改善は難しいと思いますが今後の課題なのかなと思います。」

プレイヤーとして

 つぁんさんご自身がデュエパーティーを遊ぶときはどのような場所でプレイされていますでしょうか。

「メインはDiscordのサーバーでのリモート対戦ですね。DMEDHやデュエパーティーをする人たちが集まるDiscordのサーバーがあるので、そちらで遊んでいましてリアルでデュエパーティーをやるようになったのは実はここ最近なんですね。」

そうだったんですね、てっきりリアルでの対戦がメインだと思っておりました。

「実は関東に来たのが最近で、それまではリアルで対戦する時間が中々とれなくて・・・。最近はフラッとファンイベントに参加して遊ぶことが殆どですね。」

直近ではデュエパーティーをメインとしたファンイベントも増えましたからね。

「そうですね、ありがたいことにファンイベントも沢山開催されているので、デュエパーティーで遊ぶことには困らないですね。しかしファンイベントだと不特定多数の方と対戦することになるので、デッキレベルの差はどうしても気になってしまうところです。」

確かに慣れていない方がデュエパーティーのデッキを作ると、そのデッキの適正なレベルが分からないことが多いですからね・・・。対戦時にデッキのレベルがどうしても噛み合わない時があると思いますが、その時はどうされているのでしょうか。

「自分がよくやっているのはある程度デッキは強くしておき、プレイで調整するというやり方です。出力を上げるのはデッキ構築段階の最大値までが限界なので、最大値を大きくしておいてプレイで出力を調整しています。」

なるほど!相手のデッキに合わせて自分のデッキの出力を調整できるように、ある程度デッキの強度を上げておくということですね。

「その通りです。でも自分がファンイベントに参加して遊んでいる限りではデッキレベル差を感じることは正直ないですね。どちらかというと、もっと別のところが気になっています。」

デュエパーティーを楽しむために

別の気になるポイントとは何でしょうか。

「ゲーム中のプレイ態度ですね。丁寧なプレイを心がけてほしいなと思うことはあります。」

確かに、通常の対戦の3倍知らない人と対戦する機会が多いフォーマットですからね。自分も丁寧なプレイは心がけております。

「デュエパーティーは通常対戦よりもボードゲーム的側面があるので、コミュニケーションは非常に重要だと思っています。また対戦時間も長いので、通常フォーマットの対戦よりも嫌な時間が長く続いてしまいます。楽しくデュエパーティーをするためにも、丁寧な対応は心がけてほしいなと思っています。」

このあたりはデュエパーティーというよりも知らない人と遊ぶときの基本ですね。丁寧な言葉遣いや対応、適切な距離感を考えたそのうえで楽しいコミュニケーションが生まれるものだと思っています。

「特に初めてデュエパーティーのイベントに参加した方が、デュエパーティーの面白いところではない部分で嫌な思いをしてしまうのは非常に勿体ないと思っています。たくさんの人にデュエパーティーを楽しんでもらうためにも、プレイヤー全体で気を付けていきたいですね。」

これからデュエパーティーを始める方に一言

最後に、これからデュエパーティーをを始める方に一言いただけますでしょうか。

「最初にデッキを作るのは大変ですが、適当な60枚の寄せ集めでもいいので、まずは遊んでほしいです!2024年の1月にはデュエパーティーの構築済みデッキも出るので、仲のいい友達と構築済みデッキを買って、まずはみんなで遊んでほしいです!」

つぁんさん、ご協力いただきありがとうございます!

この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。

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