宇宙の歴史の長さ

宇宙の歴史を一年で表すのはなぜなのだろうか。
普通に宇宙の歴史をたどったらダメなのだろうか。

チャットGPTに聞いてみた
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宇宙の歴史を一年で表すのは、「宇宙カレンダー」という考え方に基づいています。これは、宇宙の膨大な歴史を人間の感覚で理解しやすくするために使われる比喩的な方法です。宇宙の誕生から現在までの約138億年を1年に圧縮して表現することで、各出来事の相対的な時間スケールを視覚化しやすくなります。
たとえば、この宇宙カレンダーにおいては、ビッグバンは1月1日に起こり、太陽系の形成は9月、地球の生命の誕生は9月下旬に相当します。そして、人類の歴史は12月31日の午後11時58分ごろに始まるというように、宇宙の時間のスケールにおいて人類の歴史が非常に短いことを実感できます。
このアプローチは、天文学者のカール・セーガンが広めたことで有名になり、宇宙の歴史を理解する上で非常に役立つ教育的ツールとして使われています。
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なるほど、把握しやすくするためか。
でも、1年を長いと感じるか短いと感じるかにもよるんだけど、
138億年を1年であらわしてしまうと、たとえ人類の歴史が2秒間だけだったとしても、宇宙の歴史が短く感じてしまう。
13800000000年。
1億年ボタンの寓話から感じられる、あの途方もなく長い時間。そういったものが、宇宙を1年で表してしまうと感じられなくなってしまう。
138億年は、僕たちが感じているよりも、もっとずーーっと長い。

だけど、138億年って意外と短いな、とも思う。
時間は永遠の過去からずーっと流れてる感じがするけど、
実際には138億年前に始まった。
138億年は、1億年が138個。
1億年は、1万年が1万個。
1万年は、人類の歴史だ。
なんだか138億年に手が届きそうに思える。
もっと10兆年とか100兆年とかなら、遠いなーって思うけど、
138億年は、そんなに遠くない気がする。

それよりも、宇宙の変化の無さの方が驚く。
僕たち人間は、
1年や1日のうちにいろんなことをやって、いろんな経験をするけど、
たとえば月は、ずっとあのままだ。
月の上の砂粒1つ、46億年間まったく動いてなかったりする、たぶん。
じーっと静止した状態で何億年もそのままだ。
宇宙空間もそうだ。
何もない空間がただあるだけの状態を、ずーっと138億年も続けてる。
今も続けてる。たった今も!
この宇宙は、基本的に、ぼーっと何もしてないか、
同じことを飽きずに何度も繰り返してる。

忙しく動いてるのは、地球ぐらいだ。
そう考えると、めまぐるしく動く生物は、
この宇宙にとって、とんでもなく異質。
まったく動いていない宇宙と、地球上の生命活動は、
なんだかまったく別次元だ。

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