iPhoneのようなオリジナル系と旧来文化の延長線上にある二次創作系
作品にはiPhoneのようなオリジナル系と、今まで慣れ親しんだ系の2パタンあるんじゃないかなぁと思います。
今ある文化に何か新しい性質を付け加える思考実験は幾度となく日々行われています。
所謂、二次創作のような地続きの文化。受け入れるリシーブ力がそんなに必要ないように思います。
二次創作のようなものは、受け手によって評価が分かれます。原作の再現度を推し量る原理主義者系。全く新しい視点を提供したりするアニメオリジナルキャラ系、言い換えると二次創作に於けるオリジナル系の二つがあるように思います。
僕は二元論的に整理するのが割合好きなので、よくよく2パタンに分けたりしがちなので悪しからず。
いずれにしても、作品制作には量子コンピュータでいうところの組み合わせ最適化問題を解くという点では同じに思います。
最近よく考えることの一つが「規定」という概念です。
「規定」
物事の仕方や手続き、また概念などを、それに基づいて行為や議論ができるように、はっきり定めること。またその定め。
規定を考えていると、もう一つの規程や、似たような感じの規則がくっついて出てきます。
「規程」
官公庁や組織体の内部で事務手続きなどについて定めた(一まとまりの)規則。
「規則」
人の従うべき準則であり、主に文章によって規定されたものをいう。
こういう風に言葉を並べてみると、意外と関係性があるように見えてくるのが不思議です。
最近本当に思うのは自己の中に規定することの重要性についてですね。
自己規定。
やはり折り合いをつけるという行為でもって、ストンと腹落ちするといいますか。何というか明文化しないまでも、イメージで落とし込むことに最近は終止していたりしますね。
明文化してしまう行為は、規則や規程にまで押し上げられてしまい安易に変更等を加えにくくなったり縛られたりしやすくなります。
ここで話を戻し、序文を捉え直してみたいと思います。
誤解を恐れず言葉を選ばず強引に、規定でもって作品性を再解釈したならば。
明文化された規定の範囲内に留まろうとする働きが二次創作系、範囲外にあるのがオリジナル系なのではないかと私は思います。
これは折り畳みiPhone
オリジナル系の属性であるiPhoneに旧来からある折り畳みというギミックを追加した画像
ギミックとは、ちょっとした仕掛けの意味。
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