見出し画像

太陽よりも早く起きる毎日を

2019年の10-12月の3ヶ月間、朝渋というコミュニティの中の朝渋KNOCKという企画に参加してみた。一言で言うと、「早起きを習慣化する目的で集まったメンバーが、それぞれ自分の目標に向かって自分と向き合うプログラム」だ。今回私は、この中で、早起きを目的とせずに参加している。ちょっと、いや、かなりの変わり者だ。

実は、早起きは得意である。誰よりも自分が知っているし、それだけ自信がある。それは、私が大学生の4年間、東京駅でのカフェのアルバイトを続けた実績があるからだ。千葉県の畑の多い地域から、毎週土日(たまに大学の講義前にも)に、明け方4時に起きて、朝6時から働く生活を続けた。週末の東京駅はワクワクした人がいて面白い。これから新幹線に乗るであろう、大荷物を抱えた人を毎朝送り出していた。だから、どんなに眠くても、起床時間は自分の意思で制御できる。それは今も信じているし、きっとこれからもできると思う。

とにかく自分から逃げたくて

きつい。人生が、楽しくない。ため息をついて、日々を送っている自分に気づいたのは今年の9月。仕事をしていても、達成感がない。プライベートもコンビニ生活。無気力が自分を襲っていた。周りの人に迷惑をかけて、初めて「このままではいけない」と気づいた。私は自分がネガティブでいるどころか、身近な人にとって「一緒に居たくない人」になっていたのだ。

これまでも、「嫌いな自分」から逃げようと、たくさんの経験をしてきた。
「人生を変えるほどの結婚式をしたいんです!」と言って、キャンセル料を払ってまで納得のいく結婚式をしたし、人生変える結婚式をするためには自分史上一番綺麗になりたいと過酷なダイエットにも耐えた。「世界で一番嫌いなランニングを克服するために」フルマラソンを完走し、「つまんないのは向いてないからだ。きっと天職があるはずだ。」と転職活動(結局思いとどまり転職はせず)をした。そう。私は、あまりに自分が嫌いすぎて、今日までの自分を手放したかったのだ。まるっと別人に生まれ変わりたい。そう信じて行動してきた。

自分の内側を変えるために

これまでの自分は、人や環境がきっと変えてくれるだろうと信じて行動してきた。でもそれは大いに間違っていることだと気づいた。まず、自分自身を知ろう。深く深く向き合って、どうすれば良いか見つけよう。話はそれからだ。私がKNOCKに参加するのは、「自分のできる早起きを良いきっかけに、1日の使い方と、向き合おう」と決めたからだ。

まずは2週間続けてみた

10月1日から始めた、4時半起きの生活は、早くも19日目。思った以上に自分自身に良い影響を与えている。

自分の時間を有意義に使える!出勤前に2時間もある!身体の調子や悪いところに気づく!深呼吸する余裕がある!集中力が高まった!仕事での生産性が高まった!なんなら余裕ができすぎて、中国語の勉強まで始めたほどだ。
何より読んでいて気づかれた方もいらっしゃると思うが、「とても楽しい」。仲間がいて、励まし合えて、良いプレッシャーをくれる。オンラインサロンはいくつか参加したことがあるが、朝渋は否が応でも自分が主体的にならざるを得ない環境をくれているので、一員感がある。自己否定の頻度が見違えるほど減っていることに、自分でも驚きを隠せていない。早起きという行動がスイッチとなって、自分に良い影響を与えてくれている。


たかが、早起きが。と思うだろう。されど、早起きなのである。
明日からの毎日が楽しみで仕方ない。今はそう思える。

励みになります。