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FCバルセロナ メッシとの別れ

私は、自分でできるスポーツはマラソンとバスケットボールくらいで、ほかのスポーツはほとんどできません。できはしないのですが、サッカーは観るのは好きで詳しくはないのですがよく観ています。

そんなそれほど詳しくはない私でも衝撃を受けるニュースが飛び込んできました。FCバルセロナの象徴であるリオネルメッシ選手がバルセロナを離れ、パリサンジェルマンに移籍が決まったのです。

昨今のサッカー界では、現役の間ひとつの所属チームで引退を迎えるケースの方が珍しいものです。ジダンだってベッカムだってアンリだって移籍しているのです。一つのチームで現役を終える選手はバンディエラと言われ、クラブの象徴として引退後も愛される存在となります。

Jリーグだったら、小笠原満男選手が、途中イタリアのセリエAに移籍したものの、Jリーグではイタリア前後も鹿島アントラーズ所属を貫いたバンディエラですね。

ヨーロッパの有名な選手でいえばセリエAのローマで王子様と言われていたフランチェスコトッティは生涯ローマだったはずです。

メッシは、幼少のころ病気で身長が伸びない少年だったのですが、そのサッカーの才能に気付いたバルセロナが、治療費をチームで負担するからと少年だったメッシをスカウトしたようです。そして育成からバルセロナ一筋のメッシは、きっとバルセロナでキャリアを終えると思っていました。

本人もチームもそれを望んでいたという報道がつい最近まで出ていました。それがまさかのスペインリーグのサラリーキャップ(ざっくり言うと給料の限度額)にひっかかって、退団を余儀なくされたようです。確かにメッシはサッカー界随一の高級取りですが、残留に向けて本人もある程度の減額は受け入れていたようですし、サラリーキャップなんて最初からわかっていたはずです。クラブはメッシに出て行ってほしかったんでしょうか。

まあ、こんなことがあって、素人である私でもわかるくらいメッシに依存していたバルセロナは今後厳しい戦いを強いられることになると思います。

しかも、日本人への差別的発言が問題視されたフランス代表のデンベレとグリーズマンが残留するということで、サポーターからしたら、問題選手を残して、メッシを手放したということで、チームの経営陣は袋たたきにあうでしょうね。

そしてメッシはかつてのチームメイトであるネイマールと、いまやフランス代表のエースであるエムバぺ選手が所属するパリサンジェルマンに移籍しました。

なんとなくメッシがバルセロナを離れると聞いたときは残念でしたが、協力なチームメイトを得て、フランスリーグ制覇とヨーロッパチャンピオンズリーズ制覇を成し遂げてくれるのではと期待しています。

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