息抜き

資料は一応できました。
資料を作る時にきいていたアルバムたち。


Decade of Aggression / Slayer

一曲目のHell AwaitsからChemical Warfareまでの約2時間があっという間。

バランスの取れた音質といい、勢いのある荒い演奏といい、セットリストの緩急のつけ方といい、文句なしの傑作。カタログに4枚目のアルバムSouth of Heavenを加えたことがとても効果的にはたらいている。Slayerに遅い曲は要らない、という旧来のファンの声を抑えたのは、Daveのドラミングの引き出しの多さがあったからだった。



In the Nightside Eclipse / The Emperor

考えをまとめたいときに直線的なリズムの音楽を聴くことが多い。The Emperorは、Venomにヒントを得たブラックメタルという音楽スタイルが勃興しつつあるタイミングにファーストアルバムを提示し、この時点で既に音楽性の焦点は絞れていた。このアルバムが出た頃は、北欧からアンダーグラウンドながら質の高い音源が多くリリースされ、シーンあるいはジャンルが形成されてゆくのを目の当たりにした時代だった。



Sky Void of Stars / Katatonia

最新作。こなれたリズムと冷めた都会的な音像が心地よい。陰鬱なゴシックメタルを出自とし、ヘヴィネスを追求する時代を経て、現在のスタイルにたどり着いた。ジャケットもアンダーグラウンド臭さが無く、洗練されたように感じる。十分個性的だったデビュー作を聴くと、当時の肌理の粗さはさておき、今との明らかな違いが感じられる。




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………なんじゃそら。