文体の創出とは、たとえば新たなコード進行、音色やリズムの組合せ、あるいはノイズなど意外なものとの組合せを発見するようなものか。それを他人が真似ることでスタイルとして定着する。ただ、それらを組合せてみても、多くの場合そのセンスはオリジナルにとうてい敵わない。