あらそう

実は、人は争うのが好きなんじゃないかと思う。

項羽と劉邦
ローマ帝国
そういう昔から大きな争いがあった。

日本でも
権力争いは古事記に記された時代からあり
蘇我氏と物部氏のことを教科書で知り
"平安"時代にも権力争いはあり
武士の台頭する世の中へ時代は移り
ゲームにもなっている戦国時代
明治維新
日清戦争
日露戦争
と順調に皆さん争いがお好きで
新撰組はコスプレなんかの対象にもなるようで
それが急に、
二次大戦になると眉をひそめる。

どうなったんでしょうね。

ゲームにならないんですか、これは。
三国志はオッケーで
信長の野望はやり込むのに
二次大戦になると、
ああいったシミュレーションはだめですか。
まあ、
シューティングゲームはありましたけどね。
縁戚関係なんかわかっちゃったりしてデリケートだからだめですか。

生々しい記録や記憶が残って
人と人との間にわだかまりがある間は
エンターテインメントとしては成立しない
ということでしょうかね。

それを裏がえせば、
リアリティのない争いであれば
抵抗なく楽しめる、
という解釈も可能になる。


争いは
ネットの文字の向こう
テレビ画面の向こう
動画配信の向こう