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十六夜俳句参加

 いつもお世話になっている七田苗子さまからのお誘いにより、僭越ながら投稿するものです。ふふふ :) 
よろしくおねがいいたします。

#十六夜俳句



あぷるぱい3句。

先月、雨の日に作ってたんです、あぷるぱい。
いや、アップルパイ。
…やっぱり、あぷるぱい。


雨音に
ジンジャー振って
あぷるぱい


その後、
オーブンで焼いている間に
雨が上がりました。


曇天に
粗熱取って
あぷるぱい


焼き上がって粗熱をとり、
夕食のあと食べようと思っていたのです。

夕食後、暗くなった外へ独り出て見上げた空には、……ああ、月が出ているねぇ。秋に眺める月は、どうしてこんな気持ちになるんだろうねぇ。月を見ているうちにも少しずつ肌寒くなってきて、なんだかこう、時間は後戻りできないって気づかされるというか、ねぇ。こんな独り言ばかり言ってないで、そろそろ部屋へ戻っておやつをいただきましょう。

……おや? ついさっきまでアップルパイはまん丸だったような、ちょっと、ねぇ? 楽しみにしていたわたしの分は、あのう、どこかなぁ? 


月よりも
はやく欠けたか
あぷるぱい

時間は後戻りできないのであった。




さて、
単に「りんご」というと秋の季語のようです。アップルパイ(あるいは、あぷるぱい)が季語なのか、というと少々怪しいようにも思いますが、最後の一句はかろうじて「月」が秋の季語でしょうか……。

【俳句】
ハッシュタグ #十六夜俳句
秋っぽい句 1〜3句(1記事) *無季語も歓迎

の規定を拝見し、無季語でもよいとのことで、限界集落からこっそり(?)参加させていただくものです。



最初の2つは、お題に合わせた一枚の写真と実話で参加する、
#あこはる企画
に寄せたものです。

毎月おもしろいお題が出ますので、よかったらこちらも覗いてみてくださいね。