いまよんでるほん


読み終わったり読みさしだったり。


汎用的な感想文の骨格:
 わたしは、何某という作者の、或る題名を持つ本をよみました。題名からどんな本だろうと思ってわくわくしました。読んでいくうちに、次はどうなるんだろうと思ってあっという間でした。
 とくに印象に残っているのは主人公が嘘をつくところです。その嘘がものがたりを大きく動かしていくのに、嘘をついたそのときはこんなに大きな影響があると思わないのです。読者は主人公が自分の嘘にほんろうされていく様子を追っていくことができて、ああすればよかったのに、といつの間にか本の世界に入り込んでしまいます。
 わたしは、感想文を書くなんていやだな、と思っていましたが、何某という作者の、或る題名を持つ本を読むことで、そうやって自分と違う世界のことにふれて視野が広がるんだな、と気づくことができました。
 国語の教科書でも登場人物の気持ちを考える、といったことをやりますが、自分で選んだ本を読むと、本の世界を深く体験することができて、新しい世界に触れた気がしました。これからも本との出会いを大切にしたいです。


 こんなことをやると、読んでない本の感想まで書けそうな気がしてきた。あははん。