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天理教青年会の活動1

青年会活動に燃えていた時(あ、いえ、燃えると言っても炎上ではありませんよ😆)、活動の骨子や要諦、大切な精神などということは全く理解せず、知ろうともせず、ただガムシャラに活動を楽しんだ。
今回は、私の関わった青年会活動のことを書きますねー。
青年会の直属編です。
あとは何編?
そう、教区編がありますよ。
本会編もありますよ。
OB編もあるかもよ。ゴルフじゃないからね。

①教会分布の壁

ウチの大教会の部属教会分布は、北海道、東北、関西、中国、四国、九州に点在している。
👇こんな感じです。おお!分かりやすい!

アプリ「天理教教会MAP」by Suitsさん
このアプリ、秀逸ですよ!

海外にも1箇所(コロンビア)。極め付けは、大教会自体がほぼ四国のヘソにあたる山奥に所在するという交通の不便さがトドメとなり、これが三会の会活動の越えられない壁であって、まともな総会開催に苦慮するんです。
ほぅ、そうかい(ベシッ!と、しょうもない事を書く自分にビンタしときましたよ😆)

この状況、
なんとかせにゃいかんぜよ
どげんかせんといかんばい
どないかせなあかんやろ
どうにかせないかんのじゃけん

当時の直属委員長さんと委員会の先輩方は妙案にして名案を思いついた。「だったらコチラから出掛けて行って各ブロックで総会をしようぜ!」て。
まず手始めに、大教会のお膝元、高知ブロック。そして→瀬戸内ブロック(愛媛会場)→ 東九州ブロック(大分会場)→北海道&東北ブロック(北海道会場)→関西ブロック(おぢば会場)→中国&福岡ブロック(山口会場)。
これに約10年、3人の直属委員長さんに亘ってブロック総会が勤められた。

②日頃の声がけ

山口会場での総会の時のこと。

ブロック内のとある教会子弟が、ちょうど仕事を中途退職したタイミングで参加してくれた。
青年会活動の悪いクセで、行事開催が目的に陥り、参加者のアフターフォローが皆無だった。
この教会子弟に対しても、ブロック総会当日は、委員会メンバーも私も「よく来てくれたねー、ありがとねー、まぁ呑もうよー」て刹那的仲間となったが、事後の繋がりは直ぐにゼロになった。まだSNSが未発達の頃だ。iモードが流行り始めたくらいの時期。BtoCどころか、なかなかCtoCの手段がうまく見出せない時期。
しかし、その数年後、件の子弟は父親の後を継ぎ教会長になる事を決心した。教会長となるお運び月の中旬、任命講習のためおぢばに帰った彼と、私は詰所のお風呂場で出会した。当時私は直属委員長になっていた。
「久しぶりーー!元気だった?」
😎なんと白々しい。情けない事に山口会場での総会以来の再会だった。
「よく教会長になる決心をしたね。」
😎エラソーに上から目線かい!己れはまだ後継する予定もナシの、のらりくらりな後継者のくせに!今から思うと、何様やねんッ!てツッコミたくなるわ。
しかし,彼は違う。落ち着き払っている。
「はい、今月お運びをします」と淡白に。
「今日までよくお道に繋がっていて素晴らしいね!」
😎性懲りも無く無頓着な会話をするアホな私。もう己れを殴ってやりたい。

「(前直属委員長の名前)さんが、あの時の(山口会場)総会後も切れ目なくお便りやら電話やらで私とお道を繋いでくれたおかげです」

この時、私は、ポパイのほうれん草パワーのドデカ握り拳で頭をどつかれたくらいの衝撃と、己れは何をしたのか?何もしていないだろッ!という猛省で湯船に溺れかかった。
😎もう、底に沈んどけッ!

彼は立派な教会長となり、今も熱く篤く厚く勤めている。

格言
会活動の充実は、きめ細やかな日頃の声がけを積み重ねた先に見えてくる。
リーダー層の、丹精の熱量だ。

私 談

③よふぼくを丹精する

ブロック総会開催に並行して勤められたのは、ブロック巡回だった。並行、というより、事前に。ブロック総会を計画し、その周知と教会長さん方の後押しを頂きたいお願いを込めて、事前にブロック内の教会に巡回した。
とある教会に伺った時のこと。巡回員はその教会に泊めて頂く事となっていたので、夕勤め後に会食を開いて下さった。
巡回員のメンバー中、一番年下の私は、ただただ美味しいお料理に舌鼓を打ち、呑気にお酒を呑んでいた。と、会食に同席していた当該教会長さんが赤ら顔で、
「なんで、こんな面倒なブロック総会をするの?お金もかかるし」と軽く恫喝してきた。
私は「えぇーマジかー、難しい質問だー、楽しく呑ませてよっ」と、心で呟き目を伏せた。
すると、当時の直属委員長さんの答えが一発閃光だった。

「各教会のおつとめ奉仕者を増やすためです!」とバッサリ。かっこいいーー!!

恫喝めいた質問を浴びせた当該教会長さん、「わかった!!」と笑顔で快諾。この時の光景、もう20年近く前の光景だが、今でもはっきりくっきりと目に焼き付いていますよ。
「おつとめ奉仕者を増やす」
つまりコレ、よふぼくの丹精に他ならぬ!

また格言
会活動の柱はおつとめの出来る立派なよふぼくを丹精することだ。
リーダー層は会員さんたちの「信仰のリーダー」であれ。

私 談

④勤めたら勤めたぶん

直属委員長となった私は、先輩方が10年かけて開催してきたブロック総会を総括することが使命だと、自分と委員会に課した。
仲間を増やすために、教会長さんにしつこくお願いし名簿を作り、部属分会委員長さんを一気に29ヶ所更新した。青年会本部が発信することにはとにかく乗っかった。各種講習会、ひのきしん隊、そして本部総会、前夜祭模擬店にも挑戦した。分会独自の活動もどんどん創り出して取り組んだ。お揃いのTシャツやジャンパーを作った。会報も作成した。教会長さんへの活動アピールも怠らなかった。今まで先輩方から教わった事を全部やった。
そして当時の大教会長さんと幾度となく会食を重ねて、思いを聞かせて頂いた。大教会長さんから何度かお叱りもあったが、「この活動は良いな!」とお褒め頂いた時もあった。この時は嬉しくて泣けた。

そして、ついに、久方ぶりとなる、大教会での分会総会を計画した。「集まりやすいから詰所で開催しようよ」との意見を退け、大教会で開催することにこだわった。直属分会結成は遥か昔、長い年限の分会活動なのに、数えてみればたった11回目の総会。毎年決まった期日に分会総会をしている大教会がある。ほぼ毎年、本会委員長さんを招いて総会を開催している大教会もある。ほぼ毎年、青年会長様にお出まし頂いての総会を開催している大教会もある。ウチはわずか11回目だ。それがなんや!なにくそ!やるんや!

全教会へ総会開催の旨を発信。自腹で北海道と東北の教会へも巡回した。お願いします!お願いします!もう選挙戦最終日の候補者か!てくらいにお願いに明け暮れた。
総会前日の会食は、前々委員長さんの奥さんはじめ先輩委員さん方の奥さんが鍋料理をして下さった。美味しかったなぁ、あったかかったかなぁ。
総会。委員長としてシッカリと祭文を親神様に奏上した。感激して発する言葉に詰まった。おつとめ、式典。大教会長さんの笑顔が嬉しかったなぁ。あかん、思い出すだけで目が潤んでくる。あかん、感涙でタイピングができない。あ、それは老眼か。
言うまでもなく、素晴らしい総会でした。

またまた格言
勤めたら勤めたぶん、親神様は必ずお働き下さる。
リーダーは会活動の本文を見つめ、ブレない芯を持つこと。
   そして、壁は越えられる
        越えられない壁は無い

私 談

ところで、青年会には年齢制限がある。
、、、、、おっと、まだ続きがあるんだけど、また別の機会にさせてくださいね。
ネタを小出しにする術を知りましたよ。😆

最後までお読みくださいまして大変ありがとうございました。
また来週👋

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