11/6 日本武道館 つばきファクトリー 山岸理子さん、岸本ゆめのさんの卒業公演について
大分話題になっていたし、1公演限りの公演なので、内容を詳細に書いてもあまり問題がないと思うので、セトリとかについても割と詳しめに書いていこうと思います
前半の他グループ楽曲をやったことの感想
卒業公演は数ある公演の中でも割と卒業される方の自由度が高い公演だと思うので、その内容について外野がとやかく言うのはある種無粋だとは思っています
それを承知で少しこのセトリについて思うことを書いていこうと思います
一言で言うと私は残念でした
それは、卒業公演はどちらかというとそのグループでの活動の集大成という認識です。もちろんハロプロからの卒業も含むので、研修生・Berryz工房・℃-uteの楽曲をやることも、ご本人たちの歴史とハロプロからの卒業という意味での集大成というのは間違った話ではないと思います
ただ、一方で昨今のつばきファクトリーの状況とかを鑑みるに、つばきファクトリー自体の集大成という側面をもう少し強く出してほしかったなという気持ちも持ってしまった
個人的には研修生曲・Berryz工房楽曲・℃-ute楽曲はそれぞれ半分の曲数で、その代わりにつばきファクトリーの初期曲をもう少し増やしてほしかったかなと思いました
ご本人たちの成長と合わせて、グループとしての成長を改めて見せてもらいお二人の卒業後もつばきファクトリーに可能性を感じさせるところがあっても良かったのではないかと
個人的に思ったのはコロナ禍で従来のハロコンの形式が取れずに、解散したグループ楽曲を大々的にあまりできない構成になっていたので、その影響も少なからずあるのかなという気はしている
例えば、卒業を控えたツアーの前、ご本人たちが参加する最後のハロコンで、そういう演出的なもので、研修生同期とかで思い出の曲とかをやったりするので、そういう機会がないのが少なからず影響しているのかもと思う
つばきファクトリーの可能性を感じた公演
代々木あたりから声量が改善している?という印象を持ち始めたのだけど、今回、新沼さん・谷本さんの声量が改善しているような気がして、数か所ちょっと弱めと感じることはあっても、だいぶ違和感は薄くなっていた
通常の秋ツアー最終日の名古屋公演にも行っていたけど、それも合わせて大分、声量については気にならなくなってきたなという印象です
そして、特にここ最近の楽曲の良さも改めて感じられたし、そういう意味でもセトリについては今のつばきファクトリーを見せることに集中してほしかった感はある
完全に私見だけど、卒業メンバーの単推しの方にはそのメンバーの歴史も感じられて最高と思えるセトリと感じたが、これで一段落感が付きすぎて、この後もつばきファクトリーを推したいという気持ちを芽生えさせるには少し足りない感もある
セトリとしては通常の秋ツアー公演のセトリのほうが個人的にはいいかな。
あのセトリは個人的にはつばきファクトリーの今後を感じられるセトリな気がするので。
卒業メンバーについて(山岸理子さん)
今夜だけ浮かれたかったのソロパートの一言に力強さを感じて、結構いいなと思っていたのだけど、そこまで「歌」で前面に出てくる印象はなかったので、ソロ歌唱を聞いて単純にイイなと思った
ご本人はダンスを好きといっているし、なかなかその立場は崩さなかったんだけど、小野瑞歩さんとは違ったやや低音と声の力強さを卒業公演で感じるとは思わなかった
卒業後は演技の道に進むらしいのだけど、アップフロント系列に残るのであれば、バースデーイベントとかで歌う機会も残されているのかなと思ったりもするが、歌が聞ける機会は格段に減るのが少し残念に感じた
卒業メンバーについて(岸本ゆめのさん)
まず、岸本さんの歌が高レベルにあることは前提としてですが、個人的には豫風さんの歌声の力強さとかのほうが好みではある
特にグループで歌っているときには久々に聞くということもあって、やや物足りなさみたいな圧倒的な感じは受けなかった(あくまでも私見です)
ただ、ソロ歌唱になって一人で楽曲を歌うのを聞いて、ある種ソロに向いていると感じた部分もある
それは聞きやすさ
具体的に言うと歌い上げる感じの歌い方は圧倒されるのだけど、歌詞とか楽曲の印象が残らず、歌手本人の印象が勝ってしまうときがある
ちょっと脱線するけど、因縁浅からぬ某氏の「ドライフラワー」という楽曲もご本人の歌い方とかの影響とも思えるのだけど、歌詞が入ってこない印象があった
それが顕著に出たのは、ばんばんざいのカバーしたものを聞いて歌詞いいなと思ったら「ドライフラワー」だったという経験がある
そして個人的にはあんまり歌い方が好みではないっていうのもある
一方で岸本さんの歌はおそらく鈴木愛理さんのようなダンスをしながらという楽曲よりも、高木さんのような歌に重きを置いたスタイルになるのかなと思いつつ、そういうパフォーマンスがあっている気がした
歌の声量・パワー的なもので押すのではなくて、歌声・声量・技術がバランスよくて、歌として聞く場合はいい意味でちょうどいい気がした
機会があれば、ソロにライブに行ってみたいなと思ったパフォーマンスでした
改めてつばきファクトリーの魅力
既に新しい体制で進み始めているつばきファクトリーについては卒業したメンバーが惜しいとかそういう話はなしにして、個人的に感じている魅力を記載していく
それは「多様性」です
実はつばきファクトリーを見ていると小野さん(低音系)、小野田さん(高音系)、秋山さん(バランス系+ダンス)という組み合わせや、歌かダンスかと言われたら歌よりではあるけど、リトルキャメリアの4人は河西さん(バランス)八木さん(高音)福田さん(低音)豫風さん(低音)とグループとしてのバランスがいい印象
そして新沼さん・谷本さんの歌のキャラ的な部分、道重さん的な歌の中のアクセント的な部分と感じていたけど、新沼さん・谷本さん両者ともに声量の部分がクリアになってくると結構化けるのではと思うところも個人的には感じました。
あと個人的には新沼さんのダンスは好きなので引き続きその部分は期待している感じ、谷本さんはある程度自信をもってパフォーマンスすると更に良さが見えてくるのではと思っている
そういう意味でつばきファクトリーって、結構化ける可能性はある気がしている
つばきファクトリーのいい意味でのハロプロ感が薄めな部分
これはふと思ったことなんだけど、個人的につばきファクトリーの楽曲はハロプロ的な特徴が控えめで、どちらかというとハロプロ外で歌われるような一般的に良いと感じる部分が他のハロプログループよりもある気がする
それがややハロプロ内で見るとやや中途半端な感じも出ているのかなと感じた
普通にいい曲なのは間違いないのだけど、コテコテのハロプロの濃いめの味付けに比べると薄味って感じもするって感じです(繰り返すけど私見ですし、それも良さだと思っています)
だから、声量を改善して、外部イベント的なところの露出が増えてくるとワンチャンありそうな感じもしているんだよなぁ
それがご本人たちの意向と合っているは別としてですが。
ハロプロ箱推しなので今後も追っていくのは確定
いろいろと書いてみましたが、前回の秋ツアー名古屋公演も含めて、つばきファクトリーのある種の一区切り(初代リーダーの卒業はそれくらいのインパクトになり得る)がついて今後を考えたときに思ったことを書いてみた
個人的には小片さんの出来事が外向きではなく内向きに発揮されれば、ある種いい方向に行った可能性もゼロではないというのと、ある種ピリっとした小片さんの空気感の時代があっても面白かったと思う
ただ、そのあたりはやっぱりグループで活動するときの人と人の関係性とその組み合わせの問題でもあるので、過ぎたことは振り返っても仕方ないという考えの元、今の状態で前に進むしかないと思ったりします
それでも現状に満足して現状維持にならない限りは可能性は消えずに残ると思うので、そのあたりの意識の持続と変化を期待したいなというのをもって記事を終わりにしたいと思います
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