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イラスト作成に使用するツールやテクニックに関連する書籍の紹介や、インタビュー記事を集めています。
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記事一覧

VRoid Studioで世界に1つだけのアバターを作ろう――来たるべきアバター社会を満喫するために

2050年までに1人1人のアバターが生まれる?!皆さん、アバターという言葉を聞いたことがありますか? 少し年齢が上の方であれば「ああ、あの青い登場人物が出てくる映画ね」と思い浮かべるかもしれません。あるいは、Meta Questを使ってVRChatを楽しんでいる人なら「自分の推しキャラでアバター作ってるよ」なんていう方もいるでしょう。 アバターとは、もともとサンスクリット語の「avataara(アヴァターラ)」、神の化身を語源とする英語で、今ではインターネットやゲームなど、

Adobe Fireflyで生成した画像はChatGPTで再現できるのか?――ChatGPT×Dall-E 3で生成AI時代の創作活動!

生成AI時代の創作活動について考える皆さん、こんにちは。早いもので8月もあと少し。ここ数年、毎年言っているような気がしますが、今年の夏は暑かった(そして、まだまだ暑い)ですね~ 生成AIは日常生活に欠かせない存在になってきた さて、2024年、生成AI旋風はまだまだ沸き起こっています。これはサービス提供側(Open AIChatGPTやAdobe Fireflyなど)だけではなく、私たち利用者の手元にも近づいてきました。 先日発売されたGoogle Pixel 9およ

CLIP STUDIO PAINTの作例を徹底解説。「塗り」の王道を学び自分流を産み出すために:担当編集者に聞く『デジタルイラスト 「塗り」の教科書』制作エピソード

スマートフォンやタブレットが身近なものとなり、イラストを描くといえばペイントツールで描くというのが当たり前になりつつあります。ペイントツールのなかでもプロから初心者まで使用でき、シェアNo.1とされているのが「CLIP STUDIO PAINT」です。 サイドランチ著『デジタルイラスト 「塗り」の教科書』[CLIP STUDIO PAINT PRO/EX/iPad対応]』(2023年6月発売)は、イラストを描く工程のなかでも、CLIP STUDIO PAINTを使った「塗り

キャラなんて描けない… え?描ける!?――『「棒人間」からはじめる キャラの描き方 超入門』

いきなり清書、ダメ、ゼッタイさらさら~、と何気なしに描くだけでむちゃくちゃ上手。そんな人に憧れる気持ち、わかります。でも、それができるのは残念ながら達人だけ。絵が苦手……、絵心がなくて……という初心者の方は、間違ってもその方法を選択してはいけません。 ではどうすればいいのか?実は、「いきなり清書」ができる達人たちですら、あえてその方法を選択しない人も多いようです。いきなり清書をすると、全体のバランスが崩れたときに、イチから描き直さなければいけないからです。なので、多くの達人

「グリースペンシル」で新しいイラスト表現へ!――『Blender グリースペンシル イラストテクニック 3D空間にイラストを描く!』

本書の著者・アニメータ、キャラクターデザイナーであるりょーちもさんにBlenderで制作した「球体作画」のデモを見せていただき、その場で書籍の執筆をお願いしたのは新型コロナウイルス感染症が流行するよりもっともっと前のことでした。あれから数年、1冊の書籍として刊行する運びとなりました。 Blenderといえば、オープンソースの3DCG制作のアプリケーションとしてモデリング、VFX向けデジタル合成など用途が多様に進化しているソフトです。プロやスタジオ使用~アマチュア、学生まで幅

注目書籍発売!人気No.1のイラストアプリ「CLIP STUDIO PAINT」を使いこなせ!~基本ツールの操作からプロが使うノウハウまで徹底解説

頭の中のイメージを、クリスタを使って表現する生成AIが盛り上がる昨今、改めてデジタルクリエイティブの世界に注目が集まっています。AIに描いてもらうのも1つの手ですが、やっぱり、自分自身の手でイラストを描いてみたいと思う人も多いのではないでしょうか。 どのツール、どのアプリがいいの? そこで、「さあ、描いてみよう」と思ったとき、まず最初に悩むのがツール選び、アプリ選びですね。今、巷には百花繚乱、たくさんのイラストツール、デザインアプリがあり、それぞれ特徴があります。 そ

オンライン視聴申し込みはまだ間に合う!2Dクリエイターたちのための祭典「alive 2023」、12月1日に開催――新刊『10日でマスター Live2D モデルメイキング講座[増補改訂版]』の即売会(会場特典付き)も

2D表現に関わるすべての方たちが集まる祭典『alive』2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D」。 そのLive2Dを中心とした、2D表現に関わるクリエイターたちが集まり、その技術と情熱を共有しあうイベント『alive 2023』が12月1日に開催されます。 Live2Dの最新情報だけでなく、2D業界をリードする企業やトップランナーによる座談会など、幅広いコンテンツが用意されるのが特徴で、今年は10年目の節目の回となり、リアル(東京・秋葉原UD