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プロ修斗香川大会 FORCE 14 & FORCE GIG 01 その3

プロ修斗香川大会の第1部終了後、いったんホテルに戻ってチェックイン。

今回も会場目の前にあるホテルへ。ただし、いつもはビジネスホテルの方に泊まっているのだが、今回は、値段も変わらないので、となりのちょっと高級な方へ。

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(左側JRホテルクレメント高松。右側がJRクレメントイン高松。もはや罠である)

ここは同じJR系のホテルで、シティホテルとビジネスホテルが隣り合うのだけど、名前が紛らわしい。以前、安いJRクレメントイン高松を予約したのに、気づかずに、高いJRホテルクレメント高松のフロントに行ってしまったときの恥ずかしさは今でも鮮明に覚えている…。明らかに豪華さがビジネスホテルの雰囲気ではなく、おかしいとは思ったんだ…。

なお、今回のJRホテルクレメント高松の部屋は、概ね快適なのだけど、唯一、ベッド周りにコンセントがなく、いつも寝るときに、充電するとともに、目覚ましとして使うスマホを繋ぐことができなくて、ちょっと不便だった。

そして、そのあと、うどん屋へ。

3時間ほど前、第1部の開始前にも食べたばっかりなので、そんなにお腹がすいてるわけではないのだけど、まぁ、儀式みたいなもので。何より、うどんが美味い。

本戦開始

今回、プロの試合は5試合だったので、いずれの試合も記憶に残っているが、特に印象に残る試合をピックアップしたい。

波平コング選手の圧がとにかく高くて、開始早々、破壊力満点のフックを振って飛び込んでくるから、麻植選手はこうやって試合を組み立てようというファイトプランも吹っ飛ぶのではなかろうか。
それでも、ケージに詰まると、麻植選手は強烈なパンチは避け、巧く組んでは膝、肘を入れたり、勢いに飲まれることなく、試合はドローに。面白かった。

なかなか衝撃的な展開となった、CHANー龍選手vs山下選手。
CHAN-龍選手は、柔道を活かしたテイクダウンや押さえ込みなどがうまいが、山下選手は、本来の階級が上で、柔術が強いので、寝た展開になっても渡り合うだろうし、互いの持ち味を出し合って技術戦になるか、互いに避けて打撃一辺倒になるかもな…と思っていたが、全然違った。CHANー龍選手が、大きな山下選手をたびたび投げて、ガンガン強いパウンドを落とすパワフルなファイトでTKO勝利。ビックリした。

地元香川の高岡選手vs静岡から寺嶋選手。
地元大会で高岡選手にかかる期待は大きいが、最近はなかなか厳しい試合が続いている。一方の寺嶋選手は、デビュー戦で凄く熱いファイトを見せ、SNSでも話題に。

キャリア的大きく勝る高岡選手が、ロー、パンチと放つが、寺嶋選手がそれに合わせて多彩な攻撃を見せ、ドローに。悔しげな表情が印象的。

メインは、藤川選手vs國頭選手。

闘裸男/FORCEではおなじみの両選手の対戦は、1Rに國頭選手がテイクダウンからグラウンドコントロールし、さすがの強さを見せた。藤川選手は我慢の展開に。
2Rも國頭選手がテイクダウンを狙うも、藤川選手がスプロール、タックルを切り、スクランブルに勝つと、手数多く攻め立てる。終盤は打ち合いもあり、攻守入れ替わる好試合に。これもドローになったが、試合は面白かった。

今大会は、ドローが多いという結果になったが、率直に、拮抗する試合、攻守が入れ替わる試合が多く、消極的な印象は余り感じなかった。加えて、衝撃的なKOもあり、全般的に面白い大会だったと思う。

プロ修斗香川大会、最高でした!

大会終わって

…とはならず、事件が。

ホテルに戻ったら、ヘッドホンがない!あれー。

どこに置いてきたか、落としたか…うどん屋さんか、会場か…色々思い出そうとしたが、よくわからない。困ったなぁ、と思っていたら、主催するTNS代表の豊島さんが第一部の忘れ物として預かってくれていた。これは、本当に助かった!ありがとうございました。

そんなこんなで、最後に自分でミスったものの、大会自体は非常に充実したものに。

現状、大都市の大会だけでは試合数が限られる中、この香川大会の存在意義は選手にとって試合機会として意義が大きいと思うし、関東在住のファンとしては、知らない選手を見つけ、新たな魅力に気づく大会だなと感じる。

そして、観戦が終われば、ご当地の美味しいものを食べ、見たいものを見て、楽しみたいことを楽しむのが、遠征の良いところ。
今回も、念願だった、丹下健三設計の旧香川県立体育館、香川県庁を見て回り、セルフのうどんを楽しんだ。(豊島さん、ありがとうございました)

最後にお金の話をしておくと、東京-高松の飛行機代、ホテル代は早めに手配したこともあって、かなり安く済んだ。
今回、チケットは良い席をお願いしたので(本当に良い席でありがとうございました)、チケット代はそれなりにかかったけど、会場がだだっ広いわけではないから、後ろの席でも十分楽しめると思う。
観戦+観光で遠征ということを考えると、格闘技好きの人で旅好きならば、一石二鳥、本当に良い旅行だと思う。

是非、一度、プロ修斗香川大会を見に、高松行きをご検討いただければ。

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