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プロ修斗沖縄大会 斬修斗沖縄 vol.5 その0

恐ろしいことに、プロ修斗香川大会の1週間後、私は、沖縄にいた。

まず、2021年11月のプロ修斗のスケジュールをご覧下さい。

11月6日 プロ修斗新木場大会 & VTJ2021のダブルヘッダー。
11月7日 プロ修斗香川大会 FORCE14 & FORCE GIG01のダブルヘッダー。
11月14日 プロ修斗沖縄大会 vol.5

実に2週間で5大会。「誰だよ、こんなスケジュール考えたやつ!」って言いたくなりそうな気持ちを抑え、「こんなにたくさんの大会をありがとう!」と感謝するのが、真に心の広いファンのあり方というものである。

しかし、私はそんなに心が広くないので、当然、「マジかよ…。」と声に出して、天を仰いだ。
確かに、今年のプロ修斗の大会は有観客でやる限り全部行くとは言ったものの、こんなスケジュールは聞いていない。本当にダメかと思った。

ただ、今回の沖縄大会には、個人的に思い入れがあって、行かなければならないと思っていた。

4月の第4回大会

この節は、少し記録も兼ねて真面目に書いておきたい。

遡って、2021年4月18日。この日、第4回プロ修斗沖縄大会が行われた。

しかし、当時の東京も沖縄も新型コロナウイルスの感染状況が芳しくなく(まん延防止等重点措置の期間だったと思う)、表だって、「沖縄大会楽しみ!」と声高に叫べない心苦しさがあった。
人口比で言うと、東京並みに状況が悪い沖縄現地で感染するリスクもあるし、もちろん、自分が沖縄に持ち込むリスクもある。仮に沖縄で発症した場合、現地の貴重な医療リソースを潰すことになるのも避けたい。
自己責任と言えば格好もつくかも知れないが、現実的には責任の取りようがない事態が生じる恐れがある。

色々考え、家族とも相談したりもしながら、行くことにはしたが、それを大騒ぎするのもはばかられた。
全く気にしない人は気にしないだろうが、快く思わない人もいること確かだし、例え批難されても、そのような態度はむしろ十分に理由のあることだ。
また、自分が行くことによって、沖縄大会自体が冷たく見られることになるのは、とても嫌だなと思っていた。慎重に準備を進めてきた運営の皆さんや、練習や減量を頑張ってきた選手の頑張りに傷をつけることだけはしたくない。
この辺は、詳しく書いたことはないが、大なり小なり、自分にも葛藤のある出来事だった。

結果として、この期間はツイートが少なく、密かに行って、静かに観戦して、淡々と結果を伝えて、おとなしく帰ってきた。それでも、踊る気持ちは隠せなかったので、ビックリマークのツイートはしてるが。

なんというか、自分はただの一ファンだから、義務も義理もないのだけど、頑張ってる選手の記録が残らないのは悲しいので、微力ながら、伝えられるものは伝え、残せるものは残してあげたい。
残念ながら格闘技のメディアは、地方大会の第1試合を写真入りで詳しく伝えたりはしてくれない。そこは、ファンがSNSなどを使って、できる範囲で頑張ってあげるのが良いんじゃないかな、というのが、個人的な思いだったが、そこが今ひとつ頑張れなかったことに、悔いが残った第4回大会だった。

(実は、公開していないnoteがあって、第4回沖縄大会のことを書いてあるのだが、それは、そのままにしておこうと思う。)

そして、第5回大会へ

そんなわけで、十分に応援できなかった第4回大会のことを思うと、第5回大会は、もっと応援してあげたいなと思っていた。だから、多少、厳しい日程でも、ここは行かないという理由はないな、と。

ただ、これを書いている2021年11月は、仕事が重なってしんどい時期で、前日も家に帰ったのは0時頃だった。帰宅後も仕事も残ってたりで、寝たのも3時半頃。飛行機に間に合うか心配になる…。

…という自分を想定して、あらかじめ昼過ぎの遅い便を予約していた自分を褒めたい。

遅めの時間に起きて、やや慌てて荷造りして、ゆっくり羽田空港へ。

そして、ついに沖縄へ。冒頭の「はい めんそーれ」にたどり着く。

以下、続く。

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