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プロ修斗香川大会 FORCE 14 & FORCE GIG 01 その2

プロ修斗香川大会、当日。

今大会も、会場側の要請で厳しい感染予防対策が取られていて、受付にて、体温測定、手指消毒、マスク着用、チケット半券に連絡先を記入して渡して、会場内へ。前回同様、席は大きく間隔を開けて設置、おっ!と声が出るくらいの様子だった。

実は、第一部開場前に早めに到着していたので、パンフレットを購入して、受付付近のベンチでくつろいでいたのだけど、そこに、第二部に出場する選手がやってきた。
ところが、受付から「会場内は人数制限をしていて、二部に出場の選手はまだ入れませんよ。」と伝えられて、選手ですらバックヤードに入れないというシーンを目撃した。正直、格闘技の大会では、そのあたりの対応が緩いところもあるが(失礼)、今回の香川大会の対策の厳重さ、厳格さを感じた。そういう対策をを厳しくしているがゆえ、観客としては安心できたし、誠実に応援しなくてはいけないな、と思う。

そして、いざ試合が始まると、ケージの中では熱い戦いが、客席からは拍手で応援する冷静な応援が繰り広げられた。

大会開始

オープニングファイトは、ダイキライトイヤー選手のお子さんが出場するキッズ修斗だったが、小さな子どもが、年齢に適したルールのもとで戦い、非常に素晴らしい。

続くジュニア修斗にいたって、マジでつえぇ…という感想しかでないハイレベルなファイト。ネイティブMMA世代は、本当に凄い。

自分は余り詳しいことを知らないが、キッズ修斗、ジュニア修斗というと、Jr.BORDERが思い浮かぶし、ゴンズジムはじめ、関西の皆さんが凄く頑張っていらっしゃって、育成と普及のために本当に尽力されているというイメージ。
実際に試合を見ると、その成果というか、思いが形になっているのを強く感じる。

本戦開始。

第一試合から、木村旬志選手がスラムでKOを決める衝撃的なスタート。

木村選手は、自分は映像含めて4試合くらいしか見たことがないが、前戦となるGLADIATORでも鮮烈な秒殺KO勝利をあげていて要注目だ。初めて見たときは、打撃は切れるがとにかく体の線が細い印象だったが、今回は体がごつくなっていて、力強いファイトを繰り広げた。
記憶では、沖縄大会での敗戦時、対戦相手の当真選手に「よく頑張ったな」といわんばかりに頭をポンポンされて、相当悔しかったのではなかろうか。
そういった自分の中の記憶と思いもあって、今回の勝利を見たら、感動してしまった。

たとえぼんやりとでも、何試合も選手を見続けると、全然知らなかった選手にも、不思議と積み重なる思いが出てきて、親目線のようになってしまう。

その後も、楽しみにしていた試合は、やはり面白かった。

関根選手は何試合か見ていて、打撃が強く、とても気持ちの良いファイトをする選手。二宮選手は、直前の全日本アマ修で極めの強さを見せて優勝、その勢いのまま、プロデビューという選手。相当面白いだろうなと思っていたが、期待通りだった。

宇都宮選手と井口選手の試合も良かった。

実は、今回の香川大会で、一番インプレッションの多かったツイートがこの試合だった。大会終了後に、引用RTされるコメントなどを見ても、とりわけ井口選手が凄く愛されているのを強く感じた。
宇都宮選手も負けにはなったが、アグレッシブに攻めに出て、とても良い選手。これから試合を見る機会が増えると良いな、と思った。

メインは、堀川選手が、あっという間にギロチンを極めて一本勝ち。得意な形だったと言うが、本当に見事だった。堀川選手には、四国の修斗勢として高知を代表するような選手になってもらえればいいなぁと思う。
あと、勝利後はお茶目な感じで可愛かった。人気出て欲しい。

コンパクトながら、ぎゅっと修斗の面白さが詰まった第一部終了。

ちなみに、本大会も、ツイキャスでの配信が行われ、解説陣が豪華!

mobstyles代表の田原さん、Theパラエストラ沖縄の松根さん、そして、本大会のオーガナイザーのTNS代表/トイカツ道場香川支部の豊島さん。写ってないけど、TNSの山本さん、配信を担当された木暮さん、撮影された荒木さん、その他にも色んな人が力を合わせて復活したFORCEは、このあと、第二部のFORCE 14へ。

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