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弘前点描(弘前城・藤田記念庭園)

 朝8時半、JR弘前駅のコインロッカーに荷物を預け、タクシーで弘前城に行く。弘前市の観光案内では、市内を10分間隔で循環する100円バスがあるとのことだが、午前10時に運行開始では話にならない。で、タクシーを利用した。

弘前城の東門
中 濠
天守閣と岩木山

 天守閣は石垣の補修工事のため、本来の位置より北西方向のこの場所まで曳き家された。このお陰で?天守閣と岩木山が同時に眺められることになった。工事が終われば天守閣は元の位置に戻るので、この景色は今だけということになる。

天守台から見た岩木山
藤田記念庭園の洋館

 藤田記念庭園は弘前城の南西に在る庭園で、弘前出身の実業家藤田謙一氏が1921年(大正10年)に造園した。総面積は約2万1800㎡(約6600坪)で、東北地方では岩手県・平泉の毛越寺庭園に次ぐ広さだという。
 園内は高台部と低地部に分かれており、両者を緩やかな階段が結んでいる。高台部は岩木山を望む借景式庭園で、ここには洋館、和館、匠館が建っている。低地部は池泉回遊式庭園になっている。

洋館内にある「大正浪漫喫茶室」から見た庭園
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園内の「和館」前から見た岩木山
園 内
低地部への石段脇に在る東屋
低地部の庭園
同 上
低地部にある茶室の「松風亭」



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