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あまり信じてもらえないかもしれないが、私がしっかりとした「感情」を持ったのは、ほんの最近のことである。 長いこと、私はしきりに「感情が無くなれば良いのに」なんて思っていた。 自分自身の為にも、感情なんてあってはならないと信じていたのだ。 きっかけは、10代の頃。 家庭不和、いじめ、仲良かった友達の裏切り…… 不安定な思春期の心に、これらは嵐のように激しく襲い掛かってきた。 私には逃げ場が無かった。 そして、もちろん現実を変えることも出