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わたし、うつなので#5

私の軸を取り戻そう。 うつになるひとは、「優しい」ひとが多いと聞く。 私見だけれど、優しいにも色々あると思う。 だがおそらく、「誰かに合わせた方が争いがない」という平和を愛するひとがなりやすい気がする。 愛想笑いが得意だったり、平気なフリが得意だったりしないだろうか。 心のなかのネガティブな気持ちにフタをすることが1日に1回はあって、あまりにそれが多いから「なかったこと」にしていないだろうか。 わたしは、別に平気。 そう、呟いたことがないだろうか。 そんなあなたに、

    • わたし、うつなので#5

      まさかこんなに続くと思わなかったけれど、意外と続いているこのエッセイ。第五回目です。 今回は「転職活動について」。「うつとは、自らの軸をとりもどすための大いなる挑戦だ」と思えた話について書こうと思う。 転職活動をしたのは約1か月。6月1日から始め、第一志望から内定でたのが7月上旬である。 最初の2週間は自己分析やハローワークのグループワークに通い詰めていた。応募したのは約3週間、約30社。返事がなかったのが6割で、1社が1次選考でお見送り、5社で二次選考に進み、3社内定。

      • わたし、うつなので#4

        そういえば、の話である。 実は#3を書いたあと、元上司にやっとの思いで電話した。 「辞めたいです、ごめんなさい」とテキストで送るのが精いっぱいだった、あのとき(#3)。泣いてしまうだろうと思い詰めたゆえの選択だった。 だがその後。怒涛の後悔が襲ってきたのだった。 「やはり最期くらい、直接話すべきだ」と。 この直属の上司(仮名:Aさん)は、私の採用時から指導にわたるまで。もうそれはそれはお世話になった方だ。正直、会社を辞めるのを最後までためらったのはこの人の存在あってこそだ

        • わたし、うつなので#3

          突然ではあるけれど 3日ほど無気力状態が続いて動けなくなった。 いくつか理由がある、 心の整理をかねて書き残そうと思う。 第一にお金がない☜切実 傷病手当の手続きが進まない&退職手続きが進まないのである。 傷病手続きの場合、医師の診断書+会社の休業申請書が必要である。 どのような症状で休んだのか、何日休んだのかを公的に証明するためだ。 ところが会社からその申請書が返ってこない。ということは申請ができない。病みそうであるwww(すでに鬱なのだが?w) こうなると体が現実を

        わたし、うつなので#5

          わたし、うつなので#2

          決意の日からいつの間にか10日経った。 前回投稿の日から、怒涛の毎日だった。といっても周りにくらべたら牛歩の一歩かもしれないが。着実に進んではいる。 まあ、少なくとも種はまけているんじゃなかろうか? ご飯食べて、寝て、不安になって、寝る。これで一日を終えていたときよりは。 前回、お医者さまにかかった所で筆をおいたが、その翌日に就労移行支援へ申し込み、電話し、いくつか見学することにした。 私が就労移行支援をつかったの理由 それは「自分がどうやら異質である」、という感覚

          わたし、うつなので#2

          わたし、うつなので。

          30代女性、未婚。子供なし。これだけでも今の日本では希少種だろうけど、今回更に人生のゲームコンソールに「うつで退職」が加わった。 大学卒業後、転職を経てIT業界に入社したのは5年前。 そして今日、わたしは上司に退職の意思を伝えた。 上司はよく言っていた。 「数字がすべてだ」 途中入社の同期8人のうち、4人がうつで退職した。 最初は遅刻が多くなる。 つぎに不眠や過食の病状が出る。 3週間もすると、休みがちになる。 「きっと体調不良だ。」そう言いきかせるのはなにも当事者だけで

          わたし、うつなので。