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共通テスト数学

共通テスト対策をしていて常々思うのは、国語の時間の足りなさでも英語の絶望的な文章量でもなく、数学の奇怪さだ。

共通テスト数学の難しさは、他の教科とは全く違う方向性の難しさだと思っている。

まず、二次試験では要求されないような圧倒的な資料の数。唐突に会話を始める太郎と花子。そして絶望的な計算量。控えめに言ってあれは数学ではない。(何年度のことを指しているのかバレてしまう…)
そうそう、この太郎と花子だが、公式設定のようなものが存在するらしい。いや知らんけども。

太郎は、思いつきで何でもかんでも発言し、時には数学的に間違ったことを言うこともあるという。誤解を恐れずに分かりやすく言うと「おバカさん」だ。
対して花子は完璧超人。彼女が間違えることはなく、問題文の中で嘘をついたことは今まで一度もない。

と、某予備校の有名数学講師が僕の目の前で力説していた。

この裏話を知っているだけで、花子には謎の信頼感が湧いてくる(わけない)。

とまぁ少し話が脱線したが、僕が問いたいのは、あのテストで求められる力は本当に「数学力」なのか、ということである。

一言に数学力と言っても色々な指標があるだろう。
計算の速さだったり、素数の判定であったり、柔軟な思考だったり、枚挙に暇がない。数学力という言葉だけでは到底人間の数学の能力を語れる気がしないのは果たして僕だけなのだろうか。

しかし、数学力という言葉以上に数学力を分かりやすく表現できる言葉が存在しないのも事実。

誰かこの僕を救ってほしい。

以上、共通テストに嫌悪感を抱いた高校生の独り言でした。

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