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ギフ寺物語(1),来訪者とスイカゲームとお小遣い
土曜日にギフ寺に遠方より訪問者が。本を読んでギフ寺がどこにあるのか探したそうだ。今回の応援ブック編集の際にも身バレは極力避ける方向で進めてもらった。
「知る人ぞ知る迷店」ということで。(笑)
この先,子どもを増やさない趣旨を伝えて少しだけお話をした。
強調しているのが「何もしていない」・・・子どもが来て好きなことをして帰っていく。子どもの中には学校に行っていない子もいる。まあ,それでいいかと思っている。学校復帰を目的としていないから。
その時の気分でレゴを作ったり公園に行ったりゲームをしたり。ぶつかり合いながらも,それぞれの時間を刻む。合間に世間話はする。
子供とのやりとりは面白い。
最近は,スイカゲームに取り組んでいる。小僧が,なぜ流行っているか心理学の専門的立場で考えてみてと言われた・・・。
「報酬系が刺激され,より達成感が得られるのでは」と答えた。帰り道で「わらしべ長者」というキーワードが浮かんだ。土曜教室を始めた頃,子どもたちはお金の落としゲーム「もうぢゃ」にハマっていた。連鎖することで換金してお金が増えていく。人間の本能を刺激する(笑)貯金通帳を見てにんまり。
愚僧がゲームを始めるのを子どもたちが待っていて,的確に指示を与えてくれる。縁台の将棋みたいものですかね。人のやっているゲームには口を出したくなるのかな。指示のもとにスイカが出来上がる・・・達成感。
面白かったのが,お小遣いの話。報酬とクリスマスの話から。小僧からいくらお小遣いを貰っているか聞かれた。退職後は貰っていないと行ったら,みょうに同情された。この先,小僧たちのお布施を頼りに生きていこう(笑)
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