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牛丼から考える大切なこと

初めまして!

この度、未来教育創造部門に参加させて頂きます、杵村美杜です。

趣味は食べること。ご飯系からスイーツ系、基本的に何でも食べます。

その中でも好きな食べ物は?と聞かれると牛丼です。 特にチーズ牛丼大好き!

さて、今日はその牛丼について、深堀りしていきたいと思います。

皆さんは、牛丼を一杯作るのに、どれくらいの量の水が必要だと思いますか?

200㎖くらい?

残念、正解は約2000ℓ、浴槽10個分です。

え、そんなに多かったらつゆだくを通り越してほぼ水分じゃん!と思われるかもしれません。

皆さんは「バーチャルウォーター」という言葉をご存じですか?

「バーチャルウォーター」とは、食料を輸入している国において、もしその輸入されている食料を生産するとしたら、どれくらいの水が必要かを推定したものです。

例えば、1㎏のトウモロコシを生産するには1900ℓの水が必要で、さらに牛はこうした穀物を大量に消費しながら育つため、牛肉1㎏を生産するには20600ℓもの水が必要になります。要するに牛肉1㎏輸入すると、その輸出国から20600ℓの水が消えてしまうのです。

牛丼は、ざっくりいうと、穀物であるお米と、牛肉に分けられますよね。だからこそ牛丼は大量のバーチャルウォーターが使われている食べ物なのです。

現在、日本の食料自給率は約40%で、多くの食料を輸入に頼っています。食料の生産には水は必要不可欠で、食料を輸入する=同時に水も輸入していると考えられます。

つまり日本が他国から食料を輸入すればするほど、輸出国が水不足になり、環境悪化につながる可能性が高くなってしまうのです。

現在のグローバル社会では、この例のように、ある国で起こっている出来事によって思いもよらない影響を受ける国があります。そして残酷なことに他国で起きた問題の巻き添えを食らうことになるのは、通常貧しい発展途上国が多いのです。

私は目に見えないモノにこそ大事なことが隠れていると思います。この事例は、私の将来の夢の方向性を位置づける、大きなきっかけとなりました。

世の中には、まだまだ露呈していない問題がたくさんあると思います。そういったモノに気づいて、課題を解決していくスキルを身につけるべく、このインターンでたくさん学びたいと思っていますので、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。









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