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短期投資家は投資家ではない

こんにちは現象です。
今回のテーマは「短期投資家」です。

投資商品の売買をするためにチャートとにらめっこをしながら、「売り」「買い」のボタンを今か今かと押す準備をしている彼らは、投資家とは程遠い存在です。 

投資というのは本来、将来の利益を得るために今を我慢するということです。

例えば手元に100万円があるとして、この100万円を今使うのか、それとも我慢して企業に投資して将来に100万以上にして使うのか。

もし投資をした場合は今は使えなくとも、未来でより大きくなって返ってくる。

これが投資の本質です。しかし、短期投資家は違います。

目先の利益しか見ていません。より短い時間でより多くの富を築こうとするのです。

故に彼らは、常にチャートを見ており上がった下がったしか見ていません。中ではチャートのパターンを覚えてシュミレーションゲームと勘違いしています。

彼らの戦場はどこでもよく、自分が何に投資しているのかもわかっていない

私の定義する投資家というのは長期である。

自分が将来利益を得るためには、自分の代わりに利益を上げる企業を選ばなければならない。そのためには、財務情報、企業の行動、世の中の需要、のように様々な視点で見ていかなければなりません。

こうした努力の上で自分の将来の利益が約束されるのです。

短期投資家はその努力さえ我慢ができない。まるで赤ん坊のような存在である。

短期投資家と長期投資家の違いははっきりしており、我慢できるかできないか、努力を惜しむか惜しまないか、人生全てにおいて短期か長期かが滲み出てきます。

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