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サステナビリティに政府はいらない。必要なのは自由市場である。

こんなちは。現象です。みなさんは価格の決まり方ってご存知でしょうか?

ある商品に対して、価格が高いと思う人が多ければ買われない。安いと思う人が多ければ多く変われる。

そのため、売り手も同じように売上状況を見ながら価格を変動させていきます。しかし、現代の日本の値段の付け方は少し異なります。

現代の値段は政府の支援金により、本来の値段よりも安く設定されており、本来の値段はもう少し高いのです。

例えば、1000円の商品があり、内訳を原価と利益だけで見た場合、

500円(原価)+500円(利益)=1000円

とします。これが現代では、

500円(原価)+500円(利益)-300円(支援金)
=700円

こうなります。普段から私達が見ている値段は後者です。

これの何がいけないのか?そう思う方いるかも知れませんが、これはとても問題です。

なぜなら、支援金で商売が成り立つということは支援金抜きで商売を行った場合には、赤字になっている可能性があるからです。

自由市場というのは、顧客が自由に買うものを選び、売り手も自由に販売する。その中で必ず競争は起こり、需要がないものは廃業という形で店をしまう。

これは起こって当たり前です。
需要がないもの=社会貢献ができていないもの
なので、社会には要らない存在です。

需要のあるものは売れ続け、社会貢献も利益回収も両立できています。それでいいのです。これは本来自然に起こり得ることで、自由市場の本来のあり方です。

しかし現代は、支援金という形で需要のある企業、無い企業のどちらにも支援することで、自由市場で廃業していく企業の寿命を伸ばしています。

つまりは、需要のないものの寿命を長くしている。

これは果たして良いことなのでしょうか。

もちろん世の中には、失敗を繰り返して成功した者も沢山いますが、その裏には政府から来る支援金という名目の日本の借金が存在します。

数えるほどの成功者を産むことを引き換えに、私達の資産価値低下が裏では行われていますが、あなたはどちらを推奨しますか?


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