見出し画像

ろくでもない休日の良かったところだけを切り取って素晴らしい休日を生成する

今日は朝9時に起きました。言うまでもなく朝早く起きることは休日を素晴らしいものにするために必要不可欠な要素です。逆に言えば朝起きてしまえばもうその休日は十分素晴らしかったと言ってもいいです。
いつもの僕は休日といえば底なしの睡魔に絡め取られて昼過ぎに起きることもしばしば。朝起きられただけで100点です。
その後トイレに行きたい気持ちを我慢しつつ昼過ぎまで布団の中でSNS見てたことを除いても。うんうん。

その後、お昼ご飯を作って食べました。なんて素敵な営みでしょう。自分で食べるものを、自分で用意し、自分で食べる。自分を喜ばせる方法を自分で用意できるのは大人です。子供と大人を隔てるのはそこかもしれません。

ほうじ茶ティーラテを作りました。いつも牛乳を置いている場所に牛乳がなくって泣きかけましたが、買い置きが冷蔵庫の隅にいました。うれしいです。
最近はティーラテにハマっています。昨日もスターバックスで初めて「カモミールティーラテ」を注文しました。スターバックスでエスプレッソを頼まないなんて!それは大きな勇気を要する注文でしたがやり通しました。
初めて飲むカモミールティーラテはどこか捉え所のない味がしました。生卵を割った時に入ってしまった卵の殻のかけらを指で取ろうとしてる時みたいに、その味の核を舌で触ろうとするとするりと逃げていきました。
いえ、美味しかったんですけどね。スターバックスにはもっとはっきりとした味わいを求めていってるので、そこのギャップがありました。
自分で作ったほうじ茶ティーラテは美味でした。牛乳を少し泡だてたんです。この、必要ないけど実施する一手間を人は愛と呼びます。

静かな部屋でこの文章を書いていたらなんとなく寂しくなって「環境音」でGoogle検索したら「夕暮れの畦道/用水路の音/ひぐらし」って動画が出てきて、今の精神状態でこんなの聴いたらもう戻って来れなくなっちゃうんじゃないかなって思いました。
親戚のおばさんの家に泊まりに行った時、田舎道をおばさんが飼ってる柴犬と歩いたなあ。おばさんの家の周りは夕暮れになると信じられないほど暗くなるから怖かったなあ。体も心も大きくなったけど、あの頃見ていた大人ほど大人になれているのかなあ。おばあちゃんが死ぬ前にもうちょっと話しておくべきことがあった気がするなあ。

素晴らしい休日の生成には失敗しました。皆様が良き休日を過ごされておりますよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?