岸田首相のGX構想がスベり気味なのをスルーする野党こそ論外な件

岸田首相のGX構想はこのままだとスベります。やってることがケインズ経済学過ぎるからです。
00年代の小泉内閣は民間人の竹中氏を起用し、新古典派経済学の考え方で平成不況を乗り越えようとしました。確かに、たとえばインターネット通販で物販(需要)が好調でも物流(供給)が弱ければ経済が停滞すると思います。竹中氏は供給サイドを支えることで総生産を増やそうとしました。これは新古典派経済学のセイの法則に考え方が近いです。また非正規雇用拡大をじさず人材派遣業界の参入規制緩和をしてでも完全雇用を達成しようとしました。これも理論上必ず完全雇用が達成されるとした新古典派経済学に考え方が近いはずです。
それに対して岸田首相は、ケインズ経済学の有効需要と言う考え方をしているとみなせる経済の政策が多いですね。しかし竹中氏がそうであったような経営学やミクロ経済学の考え方を持つことまで、辞めてしまうのはよくないと思います。企業は中核事業のつよみであるコアコンピタンスを必ずしも新規事業で活かせませんし、中核事業が好成績なら利益を手放すことにもなりかねません。世界全体でGX構想のような転換をする流れなのはわかりますが、EV一つとっても産業保護政策の中国に完全に後手です。市場で勝たなければ意味がないし、市場で勝てなければやりたくもない中で、GX構想は次世代の経済成長の試金石だとプロパガンダし、投資としてカネをばら撒くだけでは駄目だと

東洋経済にも書いてありました。頑張れ!岸田内閣!年配の人が弱腰だと言ってました!皆期待してます!

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