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介護

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#実家

認知症の介護をしていて、薬剤師さんに助けて頂いた話

コロナ禍でみんなが普通の精神状態じゃなかった時、 両親の認知機能が一気に悪化して、私がやらねばならない事が激増し、 追い詰められていた頃の私の話。 日本中、外出制限になり、母は趣味の俳句とコーラスのお稽古がなくなった事で、 曜日感覚がなくなった。 生活に張りがなくなり、認知症が悪化した。 ある日、実家のタンスを開けると、処方薬が未開封のままどっさり出て来た。 通院して薬は貰ってくるが、飲んでいなかったのだ。 理由を聞くと 「シートからプチプチ出すのが面倒なんだもん」との事。

母の苦手な事、発見♪

先月から実家の“ 大大大掃除 “に励んでいる。 今は認知症だけど、昔は全てきちんとしているタイプの母だったので、 服や食器類の整理整頓もかなりバッチリで、 お片付けがかなりやりやすくてありがたい♪ そんな中、母もまとめるのが苦手な物を見つけた♪ 『デパートや雑貨屋さんで貰うビニールの袋系。』 サイズがまちまちで、ツルツルで滑るし、まとめにくいよね〜♪ わたしも苦手〜♪ お母さんと一緒な所が見つかってちょっとほっこりした♪

「お腹空いたでしょ?」 by母

4月末から毎日集中的に実家の掃除に勤しんでいる! 私頑張ってるよねッ! エライよッ! 2階で作業していると、認知症の母が10分に一度上がってくる。 「お腹空いたでしょ? 何食べたい?」 どんなにボケても娘のご飯の準備を一日中気にしてくれる優しい母♪ それにしても、せっせせっせと階段を上がれる80歳女子スゴイ! ゆっくりではあるが、息も切らさず上がってきて、すぐ降りて行く。 またしばらくすると、「何食べたい?」と上がってきて降りて行く。 元気いっぱいで何より何より♪ そ

実家の一軒家、老朽化問題。

90歳と80歳の両親が住む一軒家。 二人の身体的メンテナンスが大変になったのと同時に、家の老朽化が止まらない。 「停電だ!真っ暗で何も見えない!!」と先週電話があった。 業者さんの話では、『漏電ブレーカーの定年劣化ではないか、寒い日は特に落ちやすい』との事。 『でも、漏電ブレーカーを直すのはかなり費用がかかるから、まずはこちらの手前のブレーカーを新しくしましょう』と言われ、5日前に無事交換完了。 気候も暖かくなってきたし、とりあえずよかったと思っていたら、 昨晩遅くに「停電