はじまり

小学一年生、進学塾に入塾することになったあの日から始まった。通常、四年生から入塾するところへ。
九九が出来ず、竹の長い物差しで叩かれながら覚えたのが勉強のはじまりだった。
なんだろう、、、
いま振り返ると感謝の気持ちと、後に訪れる不信感を身にまとって、周りの大人に無言で苛立つ僕に忠告できないもどかしさがある。
当時は苦痛でしかなった
当たり前か、四年生からのクラスしかない、当時は珍しい進学塾に一年生から通うんだから。思い出すのは、居残り補習と竹の物差しだけだ。それ以外、たいして覚えてないな。
でも、ここからがはじまりだったんだ。

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