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2023/12/01の日経を読んで

NECは11月30日に投資家向け説明会を開き、約200億円を投資して防衛装備品の生産能力を増やす方針を明らかにした。東京都府中市の拠点に新工場を建設するほか、未活用の施設を防衛事業向けに改修する。政府の防衛費増額を背景に受注増を狙う。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 新工場は着工済みで、2025年3月までに完成させる。人員も26年3月期までに1000人規模を新たに増やす。

  • 藤川修CFOは「中計策定時には政府の防衛予算増を想定していなかった。需要拡大の機会を着実にとらえてより早く成長する」と話した。

  • 防衛事業とITなどで補い、連結全体での中計目標である26年3月期に売上収益3兆5000億円、調整後営業利益3000億円を目指す。

防衛予算43兆円を国防のために、仁義をつくし、ビジネスの絶好の機会と捉える防衛産業の会社員もいれば、自衛隊不要論を唱える共産主義者もいる。三菱重工、三菱電機は防衛予算の増額に伴い、大幅な設備投資を実施するという記事を過去に要約した。総合電機メーカーのNECも防衛事業への大幅な投資を行うという。喜ばしい出来事だと思う。NECにとっても防衛省にとってもwinwinだろう。

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