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局のテーマを決めてS級ミスを減らそう【大福ツバサ雀豪への道】

今回から大福ツバサチャンネルでの新企画、「大福の雀豪への道!!【雀魂】」が始まりました。

この世の和菓子の中で1番麻雀を上手くなりたい大福ツバサさんが麻雀中級者の入口である雀豪をめざす企画です。

僕自身まだまだ勉強中の身ですが、一応雀聖としてこれまで培ってきた知識をツバサさんに伝授して、成長に貢献出来ればと思います。

全体のテーマは「S級ミス」を減らすこと

ツバサさんの基礎雀力は雀傑の中では軒並み高めです。

それでも金の間でいまいち勝ちきれない理由はズバリ
「S級ミスの多さ」です。

着順に露骨に影響してしまうミスをしてしまうと、仮にそれが4半荘に1回だとしても、致命傷になってしまいます。

雀傑3の配分は1着から4着を均等に取るとちょうどプラマイ0になります。

雀豪以上の人からすると、楽な配分に見えるかもしれませんが、4半荘に1回、ラスに直結するミスをすると、なかなか登れない坂でもあります。

ミスをしなくてもラスになってしまうことはありますが、自分のミスが原因で引いてしまうラスは避けたい。

ということで、全体的なテーマを「S級ミスを減らす」としました。

補足:NAGAでS級ミスは測れない

「ミスを減らす」と聞いて、NAGAの悪手率を見ようとする人も多いでしょう。

しかし、NAGAではS級ミスは測れません。
詳細に言うと基本的にデメリットの大きさを比較することができないのです。

僕はミスの階級を表すときに、よくS,A,B,Cの4段階で表現したりしますが

あの蛇はS~C級ミス全てを悪手と見ます。

正直C級のミスなんて、雀豪どころか雀聖になるのにですら直す必要はほぼありません。

典型的なのは字牌の切り順ですね。

役牌かどうかはそこそこ大事かも知れませんが、オタ風の切り順や三元牌の切り順なんて平着にほとんど影響しないです。(体感ですが)

それよりも重要な事がたくさんある中でC級のミスには構ってられないわけです。

そこを区別できないのがNAGA勉強の弱点かもしれません。

第1回のテーマは「局のテーマ」

ではミスを減らすにはどうしたらいいの?

ということで、第1回のテーマとして設定したのは「局のテーマを決める事」です、

いついかなる時も真っ直ぐ打って真っ直ぐあがりに向かう。

これは初心者の間は有効ですが、下ブレを引いた時に思いっきり落ちてしまう。リスキーな打ち方でもあります。

中級者の壁を叩くにはここから少し飛び出してみる必要があります。

配牌、点数状況、局数
そのあたりを踏まえて、打っていくと
「このミスだけはしない」
という意識が芽生えて、S級ミスが減っていきやすくなります。

S級ミスを減らす意識を持つと、A~B級のミスも減る

また、局面局面で意識する内容を変えることで、他の局面でも、無意識にミスが減ることも期待できます。

S級ミスだけ減らそうと意識することで結果的にA~B級のミスも減っていくわけです。

例えば打点が欲しい局面で「3色だけは見逃さないようにしよう」と意識を向けることで「打点が必要な場面で打点の種を見落とす」というS級ミスをしにくくなります。

そしてこれを意識し続けると、打点必須みたいな場面じゃなくても3色の可能性を見つけることができ、結果的そこそこのミスも減らすことができるようになるのです。

全部同じ気持ちで打ってたら、見られない成長がこの打ち方で見れるわけです。

最後に

この打ち方はアバウトな分、牌効率を勉強するとかより成長の実感がしずらいです。

しかし、どこまででも伸びしろがある打ち方の為、考え方を抑えたあとは知識を入れる度に成長していけます。

このnoteを書いてる時はまだ、配信前なのでどのくらい適応してくれるかは分かりませんが、少なくとも雀豪超えて雀聖になるには避けては通れない道なので、早めに概念だけでも理解して貰えたら幸いです。

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