自己紹介 はじめてのnote
はじめまして、Nahoです。
私は大阪在住、働きながらシナリオを書く勉強をしながら、時々、イラストエッセイ#inukosdiaryを描いている40歳、疲労困憊、絶望にあらがう愛の戦士です。
8月末にコンクールの原稿を提出してから休暇を取って北海道は知床でのアクティビティを満喫し、帰阪して「さぁ、これから!」というときに老いた柴犬、愛犬ハルが介護の必要な状態となってしまいました。
毎晩、夜泣きが激しく、時間に関係なく散歩に連れ出す日々。
心身共に疲弊していく私と母。特に母は私の留守中は面倒を見てくれているわけで「老々介護やわ」などと言っておりました。
私はたちまち、趣味の登山はもちろん、シナリオやイラストを書くことはおろか、仕事にいくので精一杯の日々となりました。
しかし、そんなことに負けてる場合ではないのです。
こうなったら徹底的にこの時間と向き合っていこう。
疲労困憊の脳みそで私はどうしたらこの時間を有意義に過ごしていけるのかを考えます。
唯一希望の光を見いだせたのは、先人たちが書き残してくださったブログ、そしてyoutubeの情報でした。
シナリオを書く時間がない、イラストエッセイもかけない、遊びにも行けない、ゆっくりトイレへも行かせてもらえない。
私は休日、ずっとハルの車いすを引いて歩き、8回くらい散歩をして、ほぼ一日が散歩で終わります。
それが介護なのでしょうか?
いや、それが介護のようです。
でも「介護」という新しい日々の中にも、今まで気づかなかったこと、知らなかったことがたくさんあることに気が付きました。
その一つに、ハルは私にとって「切っても切り離せない存在」であることがあげられます。
正直、私はハルのことを母に押し付けて逃げてしまうことだって可能なのです。
でも、それができないのはそれは「繋がっている」からだと思います。
私のあらゆることとハルは繋がっている。それは切っても切り離せない大切な存在です。
ならば私はこの時間と向き合い、この時間を使いこなしてやろうじゃないか。そしてこの時間を通して湧き出てくる自分の気持ちともとことん向き合っていこうじゃないか。
できる範囲で自分のことを続けていけばいいじゃないか。
ふと気が付くと、今年も残すところあと3か月を切ってしまった。
次のコンクールのプロットが全然書けていない。
子どもたちに向けて仏典童話の朗読会を企画しようと思うけど、全然進まない。
Inukosdiaryも更新できていない。
やりたい登山ができていない。
断捨離もできていない。
ああ、何にもできていない……
そんな、何もできていない……というところから始めたnote。
「大丈夫なのか?」と思いつつ。
愛おしくも狂おしい私の日常の中で見つけたものを拾い集めて自分の中で言葉にして書き綴っていこうと思います。
「エッセイを書きなよ」とたびたび声をかけてくれた友達に勇気をもらって。
どうぞ、よろしくお願いします。
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