2か月働いてみて思ったことなど

こんにちは。

博士号を無事取得し、新社会人として働き始めてから大体2か月が経った。

学生時代の生活と比較してどうかなどを書いてみようと思う。

社会人生活の環境について

分野はメーカー。ベンチャー。通勤時間は学生時代とほとんど変わらず約2時間。実家住み。給料は今のところは悪くない感じ。残業は(まだ働き始めたばっかりというのもあって)ほとんどなし。

学生時代との違い① 日中の時間の使い方

別記事でも書いた通り、大学院生時代は、いつ研究室に来てもよくて、いつでも休憩が取れて、いつでも誰か(学生)としゃべることができた。これは正直だいぶでかい

大学院生、特にドクターなんかは社会人と比較して拘束時間が長いというのは、よく言われることではあるけど、実労働時間で言うと、少なくとも自分は、余裕で社会人生活の方が長い

ただこれは研究室の環境によると思う。がちがちに管理されてる研究室で、朝から夜中まで研究詰めの院生なら、社会人よりも地獄かもしれない。

何が言いたいかというと、現大学院生は、しんどいかもしれんけど、普段の同期や先輩後輩との何気ない会話や飯の時間をかみしめてほしい。

学生時代との違い② お金

これが一番違う。大学院生、特に修士の学生はほとんどが無給やと思う(研究に関連したバイトがある人もいるかもしれない)。ドクターで学振貰ってても、正直「舐めとんか」って言いたくなるくらいの額やし。

それが1か月に1回まとまった額が入ってくる生活になるんやから、それはもう。社会保険の額に引くときはあるけどそのへんは別の話になってくるのでまた今度書くとして、とりあえず生活は豊かになった。

学生時代との違い③ 余暇の時間の使い方

これは働き出して自由度がなくなった部分と、過ごしやすくなった部分と両方。

まず平日はかなり自由度が低くなった。学生時代は、急に15時や16時に帰ったり、そもそも休んだりするのを突発的に行えた。これの大きさを実感してる。通勤が長いこともあって、平日はほとんど何もせず終わることが多い。

対して土日の充実度は学生時代より上がった気がする。平日からの解放感ってのももちろんあるけど、平日と土日がくっきり分かれてることによるメリハリの部分が大きいと思う。言うても学生時代はミーティングやら雑誌会やら輪読やらプレゼンやら学会やらなにかしらで忙しいときは土日も構わず来て作業することが普通やった。それを続けてると、特に忙しくない時期の土日でも、100%心が休まらんというか、解放される感じが弱かった。社会人になって、土日完全に休みが改めて植え付けられて、土日の充実度が高くなった。


まあ今のところは安定しててノーストレスでよい。ここから忙しくなっていったときにどうなるか。

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