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須川〜スイス村ウォーク野間の手掘りトンネル


春を感じる、野間
この時期に丹後半島中央の山の中は、楽しい。

言うても、そんに回数は行った事は、にゃあだけど。

まだまだ、きっと朝晩はさみぃだし、
何だったらまだ谷エリアには、雪も残っとる。
春を告げる、福寿草が咲いとる。

確か、旧弥栄町の町の花は、福寿草だったかいなぁ。

葉を茂らす前の木々は
地上と比べても、新芽の準備がまんだ整っとらんで、固げだ。

そのおかげで、温かい太陽の光が降り注いどるで、
陽の当たる斜面は、
スミレ、ヤマルリ草の寒色系の柔らかい花の色が可愛いげだ。

野間の中の、須川。
須川の中の須川地区。

近畿自然遊歩道の
〜須川渓流と太鼓山をめぐる道〜

手掘りトンネルを目指す

※※※手掘りトンネル※※※
〜京丹後市商工会の看板より

当時は戦時中で、火薬がもらえない中
ツルハシ、石ノミ、ゲンノウを使って住民の体力
と気力によって完成したといいます。
この工事が難工事、大工事で大変だったと、
録にも残されています。
(工事の関係者に賞賛と感の意味でトンネルの中で拍手を送りましょう)

4年かけて作った!!

でこボコの、トンネル内は、味がある
今、内側は、コンクリートで固めちゃるだけど、
毎日毎日、掘って掘って。
怪我もしなったぁろうし、田畑の農作業で鍛えられた肉体といえど、ほんま、賞賛しかにゃあ!

トンネルを潜る頃は、
寒かった体も温まりはじめ、ちょっと汗ばむくりぁになる。

「途中、斜面で、転げ落ちそうなとこがあるで、
今日は道作るだで」

シャベルと、クワ持参で、
道作る準備は、しちゃるだけど、
行った事が無かったで、どんなもんかわからなんだ。

幾つか、集落跡を超えて、いよいよ斜面おでまし。
花崗岩のパラパラ斜面は、道言うたら、道みてゃあな斜面。
小石につまづいて転けたら、途中木が生えとらんで何十メートルか、滑落する。

ほんで、携帯は、かなり微弱か圏外
と、言う事を念頭に。

長年の人があまり入っていない近畿自然遊歩道。
環境省が建てた看板も、崩落しとるし、

自分が山へ行く時のお決まり

道、無くなる。

あっち行った方がええちゃうだ。
とか
こっちが道っぽい
の、判断で、
草持って、進む。

幾度も水の流れを横ぎる。

途中、カエルが鳴いとった。
目を凝らすけど、見えんし探せん。

溜まった水に、ヒキガエル?と思われる大量の卵は、さすがに気持ち悪ぃい!


豊かな雪解け水の音。
数々の滝。

水の流れを聞きながらの山道。
色々な苔と、春先に見れる見た事ないキノコ🍄
見るのが、忙しい。

名前が知りたいけど、
「地衣類と、キノコは、わからん。」

植物の師匠もわからないままだった。

丹後は、植生が豊かとは言うけど、知り出すと実感するし納得する。
当たり前だと過ごして居た環境に、改めて知ろうと思うと丹後はすごいだにゃ〜か(≡ΦωΦ≡)だ。

戦争中、手堀りで掘ったトンネルの先に、
人々が暮らしていた形跡。
結構な作付け面積
隠れ田んぼ。と、思われる、石積みで開墾された跡。

知らなかった地名。そして、まだまだ奥にあるらしい村

ヒトってすげ〜な〜

廃村と言うか人類の営みを見たくなる。
とりあえず、帰ってから、郷土史検索せんならん。

途中、鹿の集団が尾根を駆け上がっとった。
そこらじゅう、鹿がむしゃむしゃした食べ跡があったり、
これ。毒。
の、山野草も「食べてみた」の跡もある。

貴重な山野草も、知らんまに、ムシャムシャされとるんだろうな〜
鹿に罪は、にゃ〜だけど、難しい問題だ。

住山地区に到達。
スイス村の人工物が見れると、着いた〜!!で、一安心。

滝の音と、豊な丹後を感じれる道。
圏外に、なる。

トレッキングシューズ必須と
それなりの装備は、絶対しなれよ!!

で、春の丹後へきにゃ〜(≡ΦωΦ≡)

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