世界的な右傾化について

 ここ最近、世界的に勇ましい言葉を発する右傾化の流れが強まっています。

 議席を取ったり、その国の第一党を奪ったり、国家レベルでの右傾化が進んでいます。

 この国(日本)でも軍備に関する勇ましい意見が出ています。戦争という物はゲームの世界ではなく、実際に血が流れます。見るも無残な変わり果てた姿が折り重なるように積まれる。壮絶な世界です。

 ニュースで戦争の映像が流れているだろうと思われるかもしれませんが、各社がおぞましい映像を流さないだけで、現実は気が狂って当然の世界がそこにあるのです。

 そんな世界に突き進もうとするのはなぜだろうと思いながら、昨日のBS―TBSの『報道1930』を見ていてパトリック・ハーラン(パックン)が「第2次世界大戦を直に知らないから」と言っていて納得できました。


 戦争の怖さを知らないんです。爆弾が目の前に落ちたことが無いから、怖さが解らない。カメラの向こう側の世界だと思っている。


 勇ましいことを言っていながら、自称右翼の皆さんは逃げずに戦うでしょうか。

 私は、逃げます。戦争というおろかなことには汲みしません。視力が無さ過ぎて徴兵されることも無いでしょうが。

 勇ましいことを言っている人は、パレスチナやウクライナに行けば良い。どんなことが起こっているか解ったうえで、覚悟をもって勇ましいことを言ってほしい。そう思います。

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