介護保険は誰でも利用できるのか

 ここ最近の私のnoteは介護保険に関わる内容が増えています。しかし、そもそも介護保険はどのようにして利用できるのかわからない人も多いと思います。
 そこで、どんなふうに相談すればいいかをお話しします。

 介護保険は誰でも利用できるわけではありません。

 条件は大きく分けて二つあります。
①65歳以上の人
②40歳以上65歳未満の医療保険加入者で以下の12の疾病に該当する人
 1.がん(医師が回復の見込みがないと判断したもの)
 2.関節リウマチ
 3.筋萎縮性側索硬化症
 4.後縦靱帯骨化症
 5.骨折を伴う骨粗鬆症
 6.初老期における認知症
 7.進行性核状性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病【パーキンソン関連疾患】
 8.脊髄小脳変性症
 9.脊柱管狭窄症
 10.早老症
 11.多系統萎縮症
 12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及糖尿病性網膜症
 13.脳血管疾患
 14.閉塞性動脈硬化症
 15.慢性閉塞性肺疾患
 16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変性性関節症

 上記の事からも解りますが、該当する疾患があれば40歳代であっても介護保険を利用できることになります。働き盛りの時にがん宣告をうけて闘病しなければならなくなった時にも介護サービスを受けることができるのです。

 39歳以下の人は介護保険を受けることができません。先天性のものや不慮に事故による後遺症がある人は、障がい者保険を利用することが多いのではないかと思われます。

 介護保険は高齢者の者と思っている人は多いのですが、案外若い世代から利用することができるのです。

 では、どのような手続きをすれば良いのでしょうか。

 また次回に。


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