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【体験談】運転免許取得までの道のり~教習所編~

こんにちは

先日無事に自動車免許を取得することができました。

今日は私が自動車教習所に通うところから免許取得までの道のりをここに示しておきたい。


これから免許を取得する人は参考に、すでに取得された方は、懐かしんでいただきたい。



教習所入校

5月のある日、運転に対する不安を抱えながら教習所の受付に足を運んだ。

受付の手続きや写真撮影をされながら、自分は運転ができるのだろうかという不安と早く免許を取ってどこか遠くへ行きたいという思いが渦巻いていた。

そして手続きが終わり、その後に入校式が行われた。その後、適性検査が行われた。

適性検査は、OD式と呼ばれる適性検査を受けた。

その適性検査終了後、さっそく学科1段階1が行われた。

そこで教官が発していた言葉がとても印象に残った。

車を早く運転できたらいいな。と皆様は思っていることでしょう。
しかし、下手してしまったら事故を起こしかねない凶器にもなりえます。

この言葉を聞いて、これからの学科や技能のクラスを気を引き締めて行わなければと思った。もちろん免許取得しても安全運転で行いたいと思った。

ほどなくして、ビデオを見てこの日の学科教習は終わった。

一段階

初めての技能

その一週間後の月曜日から初めて技能実習が行われた。

最初イメージしたのは、よくある運転のシュミレーターで行うのかと思った。

しかし、いきなりの実車運転で緊張が増してしまった。

そんな私に対して教官は、大丈夫だよ。すぐ慣れれば運転もうまくなる!と励ましてくれた。

また、ハンドルの切り方に苦戦していた時は、しっかりと丁寧に教えてくれた。

そして、曲がることができたときには、「ほら!できたじゃん!」ともほめてくれた。

こうして運転が楽しい!と心の底から思えた。

一段階の技能実習


1段階の技能実習の目的としては、以下の通りだ。

安全に対する気配りができ、運転装置を正しい手順で操作できるようにします。
自車の走行位置を把握し、道路形態に合わせた速度と進路が選べるようにします。
場内の道路及び交通の状況について正しい認知、判断ができ、それに基づく運転操作を円滑に行うことができるようにします。
他の交通への気配りをしながら、法規に沿った、基本的な走行ができるようにします。

トヨタ名古屋教育センター「運転教本」p.5

ざっくりといえば、安全運転の基礎を学び、車の装置(ギア、ブレーキ等)などを正しく操作できるか。


そして、運転の三大要素の一つである、認知、判断、操作をしっかりとできるか。


道路状況に合わせて、スピードをしっかりと調整できるか。いうなれば、周りに合わせた行動をしっかりととれるか。ということだろう。


主な項目としては、発進や停止、速度の調節、走行位置、交差点の曲がり方、坂道の発進の仕方、狭路の通行(皆が言うS字クランク)などである。


特に苦労した項目は、s字クランクの項目である。

この項目は3回も補習になってしまった。

初めのころは何度も脱輪したりポールに接触してしまったりと大変だった。

そして何度やってもできなくて泣いてしまったこともあり、仕舞には、私のような運転が下手な人は免許をとっても公道に出ないほうが良いのではと考えてしまった。

そんな時にyoutubeを見ていたら、これらの動画に出会った。

この二つの動画を見てイメージトレーニングをした。

あるときは風呂の中で、ある時は、机の上でイメトレをした。

するとどうだろうか。

これ以来乗り上げることや接触することもなく、すいすいと通ることができた。

これを乗り越えてから運転というものが楽しい!からさらに楽しい!免許を取得しても運転したいと思えるようになった。

一段階見極め&効果測定

すべての項目が終わり、みきわめに入った。

みきわめとは簡単に言うと検定の予行練習、つまり小テストということだ。

この段階で学んだことがしっかりと身についているかを確認するためのものである。

みきわめにも合否があり、良好に丸がつくと修了検定に進むことができる。

そして、効果測定にも受からないと修了検定に進むことができない。

この見極めでとても苦労した。

一回目の見極めでは、優しい教官(D教官)だったが、巻き込みの不確認や走行位置が不良のため落ちてしまった。

そして二回目だったのだが、怖そうな女性の教官(X教官とする)に当たってしまった。

前回の項目で落とされたのももちろんだが、今までやってできたS字クランクに失敗してしまった。(このせいでぐちぐち言われその後の運転もガタガタになってしまった。)

ここで自分の運転のタイプが見えてきた。

自分は緊張しやすく、怖い人がいると運転がガタガタになってしまうのだなと感じた。

3回目のみきわめはいつもの教官だった。

前回の出来事を伝えるとこういってくれた。

検定は今まで当たったことがない人に当たるかもしれない。だから隣に私(A教官)がいるということを妄想すればいいんだよ。

こう言ってくれた。

無事3回目でみきわめを合格することができた。

修了検定

修了検定は7月に行われた。

梅雨真っ只中のため雨がすごかった。

視力検査を終え、コース、そして採点をしてくれる検定員の発表があった。

不運にも、二回目のみきわめで当たったX教官だった。

その教官の採点のもと、運転を行った。

坂道発進もうまくできたし、S字クランクも脱輪や接触なしで乗り越えることができた。

ここでハプニングが!

一時停止から進もうとした次の瞬間に


補助ブレーキを踏まれてしまった。


終わった。。。(泣)とうなだれてしまった。そして、「今、来ているの気づかなかった?」といわれ、「しまったー!もう一台車来ているの気づかなかったー!」となった。(これが公道だったら事故になっていた)ここで安全運転の大切さや命の大切さを得た。

その後も、車を所定の位置に止めるときに大きく脱輪してしまった。


やらかした


となった。


結果


不合格


となり、補習の予約をしてから帰路についた。


補習が終わった翌日、再び修了検定を受けた。


曇り空でなんだか梅雨明けしそうな気候の中検定が行われた。


この日の検定員はいつもは当たったことのない男性の教官だった。

その教官の採点の下、検定が行われた。前回同様、S字クランクや坂道発進もうまくできた。

結果は


合格!!!


その後の仮免の学科試験も難なく合格し(効果測定より簡単だった笑、効果測定は満点様を使っていたがあれより簡単だった。)、無事に仮免許をゲットすることができた。

二段階

認知・判断・操作の応用的な運転、さらに、路上に出て危険予測ができるようになることがこの段階の目標である。

最初の技能

二段階最初の技能は日常点検の仕方と路上に出るための心構えを学ぶことができた。

日常点検の仕方はボンネットを開け、エンジンオイルの量やタイヤの空気圧の調節、そして、各ランプがしっかりと光るかなどの確認を行った。

そして、方向変換と縦列駐車の練習を行った。

方向変換は車庫入れにおいて頻繁に使用する。
一方、縦列駐車は、都心のパーキングメーターにおいて駐車するとき、使用することが多い。

最初はどちらも難しくて1回で取得するとなると不可能に近い。

が、しかしながらこの二つは卒検において必要になるため取得しなければならない。

この時はどちらもまだ完ぺきではない状態で路上に進んだ。

いよいよ路上へ!

初路上の日は夏晴れだった。

教習所の周辺を運転するといえど、緊張感は初めてハンドルを握った以上にあった。

教習所の門から路上に出るときは、自分は路上で運転できるのだろうかという不安があった。


しかし、何度も路上での経験を積み重ねていくうちに歩行者などの対応も身に着けることができた。

そして、危険予測も最初の時よりしっかりとできるようになった。

高速教習や危険予測ディスカッションも難なくこなすことができた。

何度も苦労した見極め・方向変換&縦列駐車

二段階も終盤に差し掛かり、いよいよ見極めとなったが、ここでも苦悶した。

運転が微妙だと言われてしまった。

まだ、検定に出すのは早く、一人での運転が心配だといわれてしまったからだ。

自転車に例えるとまだ補助輪がないと支えることができない状態といえる。

そこで、youtubeを見てどのようにしたら車の動きが安定するかを見てみた。

すると、車両感覚がつかめていなかったということが今までの運転を振り返ってみて分かった。

車両感覚や遠くに目線を向けて運転した結果、路上はOKをもらうことができた。

苦労したのが、方向変換と縦列駐車だ。

この二つは、ほぼすべて路上教習に意識がいってしまったため、できなくなってしまった。

そこで、新しい教官にみっちりと一から教えてもらい、何度も失敗したくさん練習した。

結果、OKをもらいみきわめは良好を得ることができた。

奇跡の卒業検定

卒業検定当日は繁忙期であったため、朝早くから行われた。

教習所に到着後、すぐに視力検査が行われた。

何も問題がなかったため、学科でも使われた部屋に移動した。

ほどなくして、卒検を受ける人全員が集まったため説明とコースの発表が行われた。

1人の検定員の車に合計三人の受験者が乗るという説明が行われた。

そして、コースは人によって違うコースとなる。この時に、方向変換か縦列駐車かどちらか発表される。

私の受験者組は方向変換だった。路上のコースは信号が多いコースだった。

また、近くに学校があったため、子供が出てくる危険性が多いコースでもあった。

いざ採点に入った。

歩行者や停車中のトラックの対応も完璧にこなすことができた。

そして、試験も終盤に差し掛かり、私の苦手な方向変換を行う時間になった。

こう願いながら進めていた。

頼む、一発で入ってくれ・・・!


結果、一発で入ることができた。

そして合格発表

結果は


合格!!!

自分でも一発で合格できるとは思わずびっくりしてしまった。

卒業の手続きを終え、卒業証明書を手にし、教習所を後にした。

最後の難関!本免許試験!

卒業検定の一週間後に、地元の運転免許試験場にて本免許試験は行われた。

土日祝日と間があったのでたっぷりと学科の試験対策ができた。

満点様より簡単だと教習所の教官はおっしゃっていたが、油断しないように勉強をした。

問題を解いて、教本に殴り書きをして、弱点をつぶしていった。

そして、試験当日、朝早くから電車に乗り、試験場へと向かった。

適性検査が行われた後学科の試験が行われた。

問題内容としては95問で5問がイラストの問題で、残りは正誤式の問題だった。

結果は、


合格!!!

その後、手続きやビデオを見て無事に免許を取得することができた。

無事免許取得!

こうして無事に免許を取得することができた。

免許を取得しても安全運転を心がけて運転していきたい。

運転免許においての目標もできた。

それは、無事故無違反でゴールド免許を取ることだ。

それを目指し、油断しないで安全運転を目標にし、エコドライブでいきたい。

それでは

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