見出し画像

重きこと

小野照崎神社には、以前より誓願をしていた。断ち祈願というものか。
従前はそれでよかったが、世の中の変化に従い、どうしても断っているものを用いずにはいられない状況になってしまった。アナログな生き方の出来ない21世紀ニッポン。
このことが、ずっと心の重荷になっていた。

で、意を決して、断ち3つを2つにしたいという申し出に赴いたのだ。

神との約束事を破るということは、大きなペナルティがあるとも云われる。
何となく、だが、体感した。
身の内から「なにか」が持っていかれるような感触を、その場で覚えた。体が燃えるように熱く感じた。
それが「寿命」なのか「運気」なのか「英気」なのかは分からない。ただし残り二つはこれまで以上に心して断ち切ることを誓った。対案があればいいのだけど、それが簡単に見つけられなかった。いつか対案がみつかれば、それを誓うのもいい。しかし、今は襤褸を重ねることだけは回避したかった。
こちらも真剣なのでね。
ここがどういう神様かは、皆様もお調べになるといい。
そして、神様とは見守ってくださる存在だから、身を切る祈念だけは絶対にやらない方がいい。破格な神なら、なおのこと。
しかし、神仏は人の心に宿るものとも申す。

人の心。
都合のいい解釈だけは致すまい。
さあ、心を鎮めて、去り行く怒涛の2023年に感謝とお別れを。悪しきものを置いて、2024年の扉を潜りたいと願う大晦日です。

今年も皆様にはお世話になりました。

良いお年をお迎えください。