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レースの回想 嬬恋キャベツマラソン

雨で走れず

今日は雨でランはお休みでした。ここのところ年末で少しだけバタバタもあったりお天気も悪かったりで走れない日も時々あって走行距離が減ってます。
ま〜〜こればっかりは仕方ない。週末にがんばります。
ただいつ雪が積もるかもしれないし、冬の間はやはり雪国は走る距離が減るのでその分内容を充実させないと。そして埼玉までは2ヶ月を切ってるので頑張らないと(^^)

嬬恋キャベツマラソン

基本ロードレースってやはり暑い夏の時期は減りますよね。トレランとかは結構開催されてますけど、そんな中パートナーが以前走って楽しかったよ!って言う嬬恋のキャベツマラソンに二人でエントリーしてました。開催は7月2日。いくら高原でも間違いなく暑いですよね(^^;しかもネットで見ても彼女の話を聞いてもとにかく坂!坂!坂!半端なくキツいらしいです。それでもとっても楽しいから出よう!って(^^)
車で向かったのですが会場が近づくと車のエンジンも唸るものすごい坂。まさかこの坂走るの???って感じでした。そして参加賞はキャベツ!どないやねん(^^;
兎にも角にも車置いて会場に。そして着替えて会場を回る。確かに・・お土産のキャベツ積んだ大型トラックが待ち構えてくれてて、テントではキャベツざく切りにして配ってくれてます。ほんまにキャベツがメインのマラソンなんやな〜〜〜って妙に感心したりして、走行してるうちにスタート時間が近づきうろうろしてるとクラブの若手の中でも可愛くて速くておね〜様方のアイドルさんと会う。ほんとさわやかで可愛い19歳(^^)しかしフル2レース走ってどちらも軽々サブスリーの若手のエース。お互い頑張ろうね〜って(^^)
コースはスタートがそもそも下り坂。めっちゃキツい下りを2キロ弱いったら今度は登って下る。折り返して登ってほんの少しだけ平なところ走ったらこのコースとしては緩めの上り下りが少し、そしてそのリズムで角度が徐々にキツくなりまた折り返しそして最後スタート直後に降った急坂を登り返す。と言うどう考えてもキツいコース。です。

そしてスタート

スタート後坂はすぐ急坂に、いきなりものすごい下りで脚にガツンときます。そしてなんと!予想だにしなかったスタート直後にトイレ催してタイムロス。
前途多難やな〜、なんとか降ったと思ったらキツい上り、平な道を走りたいよ〜
なんとか頑張ろ〜と思ってたらクラブのエース君と早速すれ違う!速!!!!!
いかにも若くて速いランナーらしく軽く飛ぶような走り!僕もあんな風に走りたい・・・手を挙げたら爽やかな笑顔で「ガンバで〜す」と、あくまでかっこいい。
とにかく登り切ったら緩い下り。が下りでも嬉しくないし、どっちみちここ上り返すんやから。と・・・とりあえずあまりも〜〜考えないようにして前だけ見て走る。がこの時もまだ給水は走りながらとっても飲むのは歩いて・・・速く走りながら給水できるように練習しないと(^^;
とにかく登って降りての繰り返し+爽やかな高原の日差しではなく、ジリジリ照りつける真夏のカンカン照り!楽しさなんて微塵もないっす
必死で脚を前に運ぶ とりあえずこのレースの目標は2時間ギリ。ほんまにギリギリな感じ。

そしてゴールか?

とにかくこのレースとしては多少は緩いかも?な坂を登って降ってしながら最初に降った坂の分岐にたどり着く頃にはも〜〜〜本当に精も根も尽き果ててる状態
そしてそれは始まった。
勿論降ったんだから坂の角度はわかってます。間違いなくキツい。ほんとに角度が半端ない。いやいやここ歩いて登るのも十分大変でしょ?って・・・車でもエンジン唸りながら登ったのに。って坂です。それが散々上り下りで痛めつけられた脚に襲いかかります。
上りの入り口の給水には霧の噴霧器もあったけどもし止まったらもう絶対動けない!って思ったから最後の給水は飛ばしてとにかく止まらない!だけ考えて登りました。なんで僕はこんな辛いことしてるん?増してお金まで払って・・・頭の中にはネガティブな事しか思い浮かばない檄坂。とにかく小さい一歩でも止まらずに!だけ考えました。脚はとっくに売り切れてとにかく、ほんの少しづつとりあえず前に出す・・・そんな最後の2キロ弱。なんとか登り切ったところに彼女が!元気出た〜〜〜(^^)そして良いところ見せないと!絶対残ってないと思ってた力がどっかから湧いてきてゴールまでの100メートルほど意味のないスパートできました(^^;が、時すでに遅し。目標を上回ってました。
4回目のハーフマラソンにしてワースト記録!でも!有森さんじゃないけど十分自分を褒めてあげたい!てか褒めてあげて良いでしょ?
長野までは64歳でした。でもこの時はもう誕生日すぎて65歳になってました。
がんばりました!!
あ!ちなみに若手のエースさんは1時間25分も掛かっちゃいました〜ってなんか反省してて、彼も絶対もう嫌です!って断言してました(^^;めちゃくちゃ速いんですけど・・・

キャベツマラソンの振り返り

正直前も書きましたけど、自宅が少し小高い丘の上にあるので日々の練習でも降って登っては当たり前なんです。だから坂には多少自身はあったんです。が!
そんな自信などどっかに吹っ飛ぶほどキツいコースでした。でも開会式でも表彰式でも皆さんめちゃ楽しそうで、毎年このレースが一番楽しみです〜って言う人が圧倒的に多いんですよね。遠くから来た人の表彰もあったけど北海道とか九州からもなんならオランダとかからも走りに来られてるんです。この時僕はレースを走り始めてから薄々感づいてた事が確信に変わりました。「マラソン走る人は皆極度のドM」
でしかないでしょ?僕は少しのドMくらいなのでこのレースを楽しい!毎年走りたい!っていう境地には今思い出してもまだ達していません。
それでもこの夏の暑い時期にこれだけの檄坂を走りきれた。って言うのはも〜自信でしかありません。メンタルを強化したいランナーさんには是非!とおすすめしたいレースです。そして自分にとっても自信です。このレースではそれ以外に、やはり速い人たちをみて、なんで速い人は坂も速いの?って素朴に思ってそこから坂を走るトレーニングは勿論ですけど、いかに楽に坂を走るか?って言うこともすごく意識するようになりました。いかに股関節とお尻をうまく使って少しでも楽に登る。この意識は当然平地の走りにも生きるはずだし、このキャベツマラソンの時には既にエントリーしていた秋の松本マラソンにも生きるはず。と思ったのでした。

クラブに所属しているお陰で個人のレース以外にもレースに出てます。次回はそんな個人レース以外の事も書きたいと思ってます。
今日も本当にありがとうございました。

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