HYBEオタクによるHYBEドルプレイリスト-ENHYPEN編

ENHYPENといえば、I-LANDからデビューしたHYBE初のオーディション番組出身グループですよね。当時、I-LANDを見ていた感想としては、「きっと他の番組より、何を練習生が考えているかを可視化して伝えたかったんだろうな」です。その意図自体はHYBEらしいと思いますが、次があるなら別の方法の方が良い気もします。見る人も選ぶ人も辛いのに、さしてその刺激が面白さにもなっていない…そんな全員が辛い思いする必要あります…?次はファイティン…!
あの中で印象に残ったのは、蜂蜜飲んだり、脱落すると思って手紙を残したりと、面白過ぎたジェイと、いつも賢く立ち回ってたヒスンです。それを視聴者がどう捉えたのかは分かりませんが、番組としてはああいった立ち回りができる子を魅力的に見せたかったんじゃないか?と勝手に思っています。

こう書いておきながら、どちらかというとHYBEのやることに関心があるので、メンバーの中にはビッヒ出身の子もいて、ビッヒDNAはガールグループより強いながらも、運営方法はレーベル内の他事務所とも少々違いそう、みたいな部分に興味があります。(アルバムの流通もYGplusじゃないんですよ!CJのパワーを感じます(笑))


ENHYPEN

1. Given-Taken/BORDER: DAY ONE

名デビュー曲ですよね。メインプロデューサーはWonderkidという方で、BTSの曲に参加されているイメージはないのですが、TXTの方でも名前を見たことがありますし、パンPDとは昔から作業されていた方のようです。メインプロデューサーを固定するスタイルはHYBEとしては、グループカラーをある程度作り上げる重要な要素なのかもしれません。ハープ?なんですかね、の音が印象的でかなりユニークな曲だと思います。今とはビジュアルコンセプトがかなり違う印象ですが、ファンの方はどっちが好きなんでしょうか。私としては今の方が、メンバーのイメージにしっくり来ているような気もします。BTSやTXTとは違って、「イケてる今時の男の子たち」的なイメージがあります。(BTSとTXTをディスっている訳ではありません、それも愛しいポイントなので)


2. FEVER/BORDER: CARNIVAL

バズった超有名なB-side曲です。私の中のENHYPENのイメージ通りの曲なので好きです。やっぱりダンスと合わせて聴いてこそ、ENHYPENの魅力を楽しめると思います。こんなに、メンバー全員がダンス上手なことあります?デビュー当時はかなり衝撃を受けました。


3. Upper Side Dreamin'/ DIMENSION: ANSWER

アルバム全体としては、この作品が一番好きです。タイトル曲ならDrunk-Dazedが一番です。こういう軽いヒップホップ系のサウンドは、アイドルらしくて個人的には好きです。ラッパーがいないなら、あえて緩くサウンドだけヒップホップというのが潔いような気もします。それをとやかく言われる筋合いはないと言いますか、それぞれのグループの良さがあっていいと思います。K-POPとヒップホップに関しては、実は色々思うところがあるんですよね。


4. Attention, please!/ DIMENSION: ANSWER

ENHYPENのメンバーは声に癖が無くて爽やかですよね。こういうロックを歌っても、やっぱり爽やかな感じが残っています。それが逆に若々しくて、トラックからくるハイティーン映画みたいなイメージと合っていると思います。聴いていると頭振ってノリノリになりそうな曲です。


5. Blokbuster(feat.YEONJUN)/ DIMENSION: ANSWER

ヨンジュンを参加させてくださってありがとうございます。ドラムンベースの楽曲ですよね。かっこいいギターサウンドと共に、歌詞もフロウもアグレッシブなヨンジュンのラップが聴けて嬉しかった一曲です。ENHYPENのボーカルとしても、いかついサウンドに細めの高音、という組み合わせがよく合っているように感じます。


6. Polaroid Love/ DIMENSION: ANSWER

TikTokでめちゃくちゃ流行りましたよね!この曲とTreasureの「DARARI」の2曲でK-POPのTikTokバズりソングの定型が出来たような気がします。最近は、トラップやドリルのような、K-POPファンが好みそうなサウンドを積極的に取り入れているイメージがあり、HYBEの他のグループとはその点で大きな差があると感じますが、今後の展開が気になります。ガールグループもデビューした今となっては、HYBEのPDたちの癖全開枠がTXTとNewJeans、K-POPファンとの親和性を保つ枠がENHYPENとLE SSERAFIMという棲み分けが出来てきたような気もします。どちらにせよ、ENHYPENにはこういった爽やかな声がストレートに活きる曲も出し続けてほしい、と思います。



結果的に、半数以上が同じアルバムから出てしまいましたが、それだけそのアルバムが良かった…ということで。やっぱり、ダンスのイメージが強いグループなので、楽曲自体について言うなら、もう少しメンバーのボーカルの個性やグループのテイストがハッキリと分かる曲を聴いてみたいところではあります。PDの好みなのか、そもそもグループの方向性として定まった何かがあるのかは分かりませんが、その分今後が楽しみです!!


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